私がLAにいる間は少しでも娘の負担が少なくなるように、レックスの小学校への送り迎えを歩いて担当している。
小学校のすぐ近くの家庭を除き、ほぼ90%近くは保護者が車で送迎している。
娘も例にもれず、レックスの登校時間に合わせて車で送り、そのままアクセルを幼稚園に送り出勤するのが日常。
車で登校することに慣れているレックスは、私がLAに来たばかりの間は喜んで歩いてくれる。
ところがそのうちに「歩きたくない、車でママと行きたい」と主張するようになる。
昨日がそのパターンで、家を出た途端に「歩きたくない」が始まる。
急にはママはまだ出かける体制になってないから無理、ぐずぐずしていると遅刻してしまう。
なだめすかして何とか引きずるように歩かせる・・・
半分近く歩いてきたのに、バッグパックを歩道に置いたまま戻ってしまう。
大きな交差点にはボランティアのおじいさんがいて、「good morning」と挨拶を交わして渡ってきた交差点に戻っていく。
「家に帰りたい、学校は嫌い」と言い出す。
何とか連れ戻して、手を離さないように小学校まで送り届ける。
いつもより時間がすごくかかってしまうけど、何とか遅刻はさせずに届けられた。
6歳ともなると結構力が強くなっているので、私もくたくた・・・
その日の夕方、意識してお迎えを遅めに行く。
何と言うことはない、すっかりけろりとして楽しかったと~
もう帰りは元気いっぱい、ストップと言うのも聞かずに走る~
暖かいのでジャケットは脱いで半袖姿。
「日本の子供たちは、みんな歩いて登校するんだよ」と話すと「みんなじゃない」と抵抗する。
「ママだって小学生の時は毎日歩いていたし、車で送ったことは一度もないよ」と話しても理解できない。
それはそう、状況が日本とアメリカでは全く違うからね。
夕飯の時レックスはママと交渉する。
その結果、「朝は歩いて登校するけど、帰りのお迎えはママに車で迎えに来て欲しい」と。
この方針でママとレックスの間で交渉成立。
ホントね、約束ね!
で~ 今朝は機嫌よく、昨日のことは嘘のようににこにこと元気に歩いて登校した。
帰りはママが行くなら、夕飯の支度の段取りも楽になる~ (^^♪
レックスの小さな抵抗でした!!