ウッドストック・39くまさんRT

くまさんRt広島支部長のグロブですw

地方戦 最終戦 予選&決勝編

2006年12月13日 | Weblog
■ 予選
朝起きて外を見ると昨日の雨で、路面はフルウエットです。
でも、天気は良く、予選までに乾くのか??と微妙な感じです。

ピットに行くとすでに監督がシャッターを開けて待っていてくれてます。
OPENクラスの予選は、最後なので、路面状況が非常に気になります。
各クラスの予選が始り、監督とウロウロとコースを見て歩きます。
乾きつつあるのですがまだレインかな?
路面状況が微妙でタイヤを決める事が出来ません。取り合えずホイールを
外し、レインとドライと両方をウォーマーにかけます。
のびちゃんのウォーマー(通称 ノビウオ)が大活躍です!
予選が終わって帰ってくる他のクラスのライダーに路面状況を確認します。
皆、乾きつつありますよ!ドライでも行けるのでは?とのコメントなので、
予選20分前に監督に「リヤドライで!」とお願いします。この時は、
フロントレイン、リヤドライを考えていました。
で、BSの斉藤さんへこの状況は、どうですか?と聞きに行きます。
斉藤さん「ドライで恐る恐る走るか、レインを履き潰すかどちらかですが、
この状況ならレインでしょう!」と的確なアドバイスを頂き、ピットに
ダッシュで戻り、既にリヤドライが履かされていたのですが監督に、
「前後レインで!」とお願いし、一緒に交換作業にかかります。
皆の手伝いもあり無事レインタイヤに履きかえれました。
皆さん有難うございます!

既に予選が始っていますので慌ててコースイン!路面は1/3くらいは乾いてますが、
2コーナーは完全に濡れてます。レインタイヤで正解ですね。ドライタイヤで
リスクを背負うよりレインタイヤで安全をとったほうが正解だと思いました。

ただ、私の中古レインは、程度が悪く、前日の走行からグリップ感が感じられ
なかった為、慎重に、徐々にタイムを上げて行きます。

2コーナー進入で、アウト側より私を抜きに来たライダーと接触!
マシンを立て直そうとブレーキレバーに指をかけると、スカッ!
あれ?ブレーキレバーがありません!!
取り合えずリヤブレーキを思いっきり踏んでグラベルへ突入です。
このスピードからは止まる事は不可能だろうと思い自らコケようと思いましたが
ブレーキレバーが無いとコケルのも難しい!やがてグラベルが終わりをつげて
クラッシュパッドに・・・
かなりスピードが落ちていたのでクラッシュパッドにゆっくとぶつかりボテゴケの
ように転倒してしまいました。
すぐにマシンをチェックします!故障箇所はブレーキレバーの破損だけで
奇跡的に軽症です!
しかし、グラベルは、凄いですね。確実に車速を落としてくれました。

残念ながらここで私の予選が終了です。監督がダッシュで迎えに来てくれて
ピットに帰ります。途中、予選を終えた同じ車両に乗っている山○選手に
出会い、ブレーキレバーを譲って頂ける事になりました!
これで無事に決勝に走れます!山○選手有難うございます!!

予選結果は、11位と不本意な結果でした。もし最後まで走れたらもう少し
タイムが縮まっただろうかと思うと少し悔しいです。でも、決勝を走れる
ので良しとしましょう!

■ 決勝
路面はほぼ乾き、BSさんにDRYタイヤに換えに行きます。
が、リヤのミディアムコンパウンドが無い!と悲しいお知らせがありました。
しょうがないので、
フロント : ミディアムNEW!
リヤ   : ミディアム0.5h使用!
に変更です。リヤがチョット不安ですがしょうがない。
セッティングを予選のレイン仕様からDRY仕様に変更します。
この時、リヤの車高も変更しました。今回のレースに向けて大幅なセッティング
変更を行い、金土の練習で走り込み、一番良い状態にマシンを持って行く予定
だったのですが、全くDRYで走れず、とっても不安の残る決勝となりました。

予選11番グリッドで、前から3列目です。
ウォーミングラップでオフィシャルさんが旗を振りながらり走り抜けて行きます。
そ、その時!? 走るオフィシャルさんのポケットから色々な物が落ちて来ます!
私の走行ラインにポロポロとバラ撒きながら走って行きます!
笑いが込み上げて来ます!いやぁ、参りました。楽しませて貰いました。
ウォーミングラップで、スタートの練習と、コースの下見、タイヤのグリップ感を
確認します。そこそこのペースで走って調子を見ます。
前を走るK選手。なんか、キレがありません。苦しそうに感じました。

で、決勝スタートです!スタートはマズマスで順位は少し上がったようです。
で、1周目のアウトウッドで山○選手が立ち上がりにコースの外へ飛び出ました!
一部始終を見ていたのでびっくりです!!
この時、私はヤバイ!バランスを失ってコース上へ戻ってくる山○選手と接触
するかも!?と思い、アクセルを抜いてしまいました。
この精神状態が、そもそも私の敗因です。
この時、チャンスと思いアクセルを開けて横を走り抜けて行く。
それぐらいの意気込みで走らないと行けません。まだまだ、です。反省。

マシンのセッティングを大幅に外していることが判明!
アクセルを開けると旋回せずにアウトにはらんで行きます。
膨らむので、アクセルを開けられず、立ち上がりの度に離されて行きます。
ブレーキングではリヤのスネーキングが激しく、奥まで突っ込めません。
私は走りながらチョイトパニック状態です。何なの???
気分的に落ち込み、タイムも上がらず・・・周回を重ねますと、
ZX10Rの松○選手に抜かれてしまいました。
チョットづつ離されます。で、ここで少し冷静になります。このまま、
惰性で走るのは止めようと思い、曲がらないバイクなりに少し頑張ってみます。
タイムが少し向上し、松○選手に追い付きます。
しかし、松○選手のZX10Rは、速い!!バックファイヤーで炎を出しながら
走っています!、松○選手は、ホームストレートで、蛇行しながら走っている
のに、最短距離で真直ぐ走って追いかけても追いつく事が出来ません。
最終ラップに勝負を仕掛けようと近づきますが、ミスもあり仕掛ける事が出来ず、
最終コーナーをラインを変えてホームストレートでスリップに入るも抜け出す
ことが出来ずチェッカーです!

結果は、予選より順位を下げて12位でゴールです。

かなり苦しいレースでした。前日にDRYで1本でも走れていたら
もう少し良いレースが出来たと思うと残念です。

今回も反省点が沢山あるレースでした。来シーズンに向けてセッティングを
詰める必要があります。

教訓!
① 事前準備はしっかりと!(セッティングはしっかり詰めましょう!)
② 精神状態はイケイケで!(ライダーたるもの気持ちで負けてはいけません!)

最後に、寒い中、応援に来て頂いた監督を始めくまさんRTの皆さん、理解のある家族に大変感謝してます。有難うございます。
来シーズンは、納得の行く走りが出来るよう頑張りますので引き続き応援宜しくお願い致します。