四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

喫茶店

2017-05-31 17:19:58 | 日記
♪喫茶店に彼女と二人で入って
 コーヒーを注文すること ああ それが青春
 
        ※吉田拓郎「青春の詩」より

そう、喫茶店に入ることが青春だった。

あの頃はコーヒー1杯で半日近くを喫茶店で過ごしたこともあった。
プレーボーイ、平凡パンチなどの雑誌。
ジャンプ、マガジンなどのマンガ本。
そしてスポーツ新聞。
音楽を聴きながらコーヒーを飲んで本を読む。
情報は喫茶店から仕入れていた。

食事メニューはそんなにも種類はなかった。
カレーライスにピラフ。
鉄板ナポリタンにミートスパ。
これが喫茶店定番メニューだった。

煙草の煙、少し薄汚れた店内。
常連になればマスターやママさんと知り合いになり世間話。
喫茶店は一つの文化でもあったと思う。

レトロな昭和の喫茶店。
そんな喫茶店も数が減ってしまった。

チェーン店の珈琲屋さん。
おしゃれなカフェに古民家カフェ。
それも悪くはない。

ある本を読んでいて、ふとあの頃の喫茶店を思い出したのです。

コメント (1)
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