四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

五つの赤い風船 『遠い空の彼方から』

2019-08-06 10:46:11 | 音楽
♪遠い海の彼方に
 大きく黒い波が続く
 私はいつも 海をながめ
 この浜辺で 夢を見る
 いやな夢 あの国では 戦争が
 人々が 子供たちが泣き
 幸せ どこに あるのだろう

 遠い空の彼方に
 ポッカリ白い雲がうかぶ
 私はそっと 空をながめ
 この浜辺で 夢を見る
 あの 白い雲に きっと
 幸せの神が居るのだろう
 私はそっと ひざまづき
 みんなの 幸せ 祈るんだ

 ※歌詞/3番・4番

五つの赤い風船のリーダー
西岡たかしさん作詞・作曲の「遠い空の彼方から」

西岡たかしさんの詩は、聴いていると情景が浮かぶ歌が多く感じる。
この歌もそうだ。
自分の解釈でいえば、少女が浜辺で海をみたり空を眺めながら
本当の平和について考えているんだろうな。
それを一種の反戦歌として、メンバーの藤原秀子さんが歌っている。

今日は広島原爆の日。
戦争体験者は年々減って行く。
語り部も減ってきている。
あの悲劇はやはり忘れてはならない。

一時、反戦歌に興味を持ったことがあってよく聴いていた。
8月になるとやはり聴きたくなる。

1970年前後、多くの反戦歌が戦争を体験していない若者たちが
親などから戦争の恐ろしさを聴いて歌を作っている。

戦争の語り部が少なってきた今、あの悲惨な戦争の恐ろしさを
後世に語り継がれていく一つとして反戦歌があってもいいのではと思っている。

コメント
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