四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

「そして誰もいなくなった」

2020-01-14 10:49:42 | 日記
先日、小学校の友人たちと「新年会」をやった時にこんな話がでた。

現役時代は部下がいて、命令調で仕事の指示をしたり注意をしたりする。
職場の飲み会があれば部下は上司に酒を注ぐ。
取引先からは接待やヨイショされたりしてくれる。
いつのまにかそれが当たり前のような会社人間。
家族よりも仕事。地域活動よりも会社優先。

そんな人間が定年を迎え、会社を去っていく。
やっと自由というものを手に入れたが、
家にいれば何をやっていいかわからない。
奥さんからはうっとうしいがられる。
地域の自治会活動などに参加すれば周りの人たちに
命令調で会話をする。
周りの人たちは徐々にその人から離れていく。
誰からも相手にされなくなってくる。

気付いてみれば「そして誰もいなくなった」

こういう人間だけにはなりたくないな。
これが「新年会」の会話の結論である。

いろんな生き方や考え方はあるだろう。
肯定も否定もしない。
自分の生き方は、友人たちを大切にして
これからも生きていきたいと思っている。

「そして誰もいなくなった」
こうならないように、いろんな人たちといろんな繋がりで
人生楽しんで生きていきたいと思っている。

コメント (2)
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