あの頃聴いた歌を今、再びじっくりと聴いてみる。
若い頃と還暦を過ぎた今とでは、解釈も違って聴こえてくる。
松任谷由実さんの『ノーサイド』
♪何をゴールに決めて
何を犠牲にしたの 誰も知らず
人生を振り返るようになった今。
この歌詞が人生の一途のように思える。
自分が辿ってきた道。
家族を犠牲にして仕事に打ち込んでいたこともあった。
あの頃のゴールは定年退職だった。
定年を過ぎて新たなゴールを目指す。
そこに何があるのか。
自問自答しながら人生の道を歩む。
冬の黄昏時に聴く『ノーサイド』
情景が浮かび心に沁みる。
一つの人生模様なのかもしれない。
松任谷由実 – ノーサイド(Audio/Lyric)