【あの頃の名古屋フォーク界 その十四】
あの頃の名古屋フォーク界で活躍された人たち。
ラジオとの密接な関係ももっていた。
フォークシンガーでもあるのだが、ラジオのパーソナリティとしてのほうが
色合いが強い感じを受ける人たちも何人かいる。
午前中はCBCラジオでつボイさんを聴いて、
午後からは東海ラジオで宮地さんを聴く。※現在は放送されていない。
このパターン、深夜放送を聴いていた人たちに多かったのではないか。
パーソナリティも年齢が上がっていけば、当然聴衆者も上がっていく。
生活パターンも若いころと比べてかわってくる。
DJからパーソナリティへ。
いつからそういうふうに呼び名が変わったかしらないが、
僕らの世代にとって深夜放送は青春のバイブルだった。
つボイさんの弟子ともいわれている伊藤秀志さん。
彼もいくつかのラジオ番組をもっていた、フォークシンガー。
『オレオレ詐欺のドナタ』
2004年につボイノリオさん、宮地佑紀生さん、伊藤秀志さんとトリオを結成して オレオレ詐欺を揶揄しつつ防止啓蒙する作品を発表されている。
当時、新聞などで話題にはなったが、セールス的には今一つパッとしなかった。
今、10万円給付に関しての詐欺が横行している。
狙われるのは年齢層の高い人たち。
深夜放送世代の上の人たちである。
今こそこの歌が再び注目されることを願っている。
つボイノリオ 宮地佑紀生 伊藤秀志 - オレオレ詐欺のドナタ (2004)
これはやっぱりみんなそうなんですよね。
懐かしい青春時代。
年をとっても心は青春していたいと思っています。