四代目桶屋金之助の世界

おろかなるひとり言
胸を張れるような自慢話などはありません。
照れくさい話や恥ずかしい話ばかりです。

杉田二郎『人力ヒコーキのバラード』

2022-08-20 09:35:55 | 音楽
小学生の頃、お盆を過ぎると宿題のことで頭がいっぱいだった。
お盆前に宿題を終わらせようと思っていても、
いつもお盆の後に必死でやっていた。

夏休みの日誌、絵日記、読書感想文、自由研究、工作・・・。
全てがあったかどうか記憶にないが、嫌だったのが工作。
プラモデルは好きだったが、工作となるとうまく作れなかった。

工作で思い出にあるのが、プロペラ飛行機。
割りばしと厚紙と輪ゴムなどを使って少しでもかっこよく作る。
何度作っても飛ばなかった。
結局、最後は父親に作ってもらった。

そんなことを思い出したら、杉田二郎さんの『人力ヒコーキのバラード』が浮かんだ。
この歌のバックコーラスは、まだ無名のころの小田和正さんと鈴木康博さん。
自分の記憶では、杉田二郎&オフコースで活動していたかと思う。
今聴いても色褪せていない私の好きな1曲です。

杉田二郎 
人力ヒコーキのバラード
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アルフィー『ラブレター』

2022-08-18 15:53:11 | 音楽
ラインやインスタ全盛の時代。
若い人にとって好きな人にラブレターなどを書くことがあるのだろうか。
おじさん世代は、若いころ好きな人ができると書いていたな・・・。

ラブレターを書く。
相手のことを思い浮かべながら言葉を選んで書く。
どんな文章にしたら気持ちを分かってもらえるだろうか。
ドキドキしながら書く。
手が震えて文字がゆがんでいる。

読み返してみる。
字は汚い。支離滅裂な文章。
余りにも幼稚な表現。
これではだめだ。

もう一度書き直す。
そしてまた読み返す。

何度でも書き直す。
そしてドキドキしながらポストに投函。

返事を待つ。
学校から帰ってきたら最初にポストの中を見る。
今日も届いていない。
やっぱりダメなんだとあきらめる。

あきらめた頃、1通の封書が届く。
それはあの人に書いたラブレターの返信。
可愛い便箋に書かれたきれいな文字。
そこに書かれていた言葉は「友だちでいましょ。」
よくありがちな文面であった。
でも返事がきただけでもうれしかった。

ラブレターだけでもそれなりの物語がある。

♪想い出のラブレター 最初で最後の
 熱い恋のかたみとして
 このラブレター 破り捨てられない
 女は想い出に すがり泣きたい時もあるから

高見沢さん、男も想い出にすがり泣きたい時もあります。
アルフィーの『ラブレター』
個人的には初期の頃の歌の方が好きだなぁ。 

ラブレター (Love letter) 
THE ALFEE -Sub español

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かぐや姫『田中君じゃないか』

2022-08-17 16:32:53 | 音楽
30代の頃、久しぶりに懐かしい人に声をかけられる。
「今、何をしている?」
「どこでどんな仕事をしている?」
「結婚は・・・?」
そういうことを根ほり葉ほり聞かれるのが嫌だった。

あの頃、大企業や有名企業に就職した人もいる。
エリートコースを歩んでいた人もいる。
早く結婚して家庭を持った人もいる。

僕みたいに地元の中小企業で働いて結婚は縁遠かった。
それぞれの生きていく中での格差があったかもしれない。

質問をしてきながら、自分の自慢話をする人もいた。
街の中での立ち話。
早く終わってくれと心の中で思っていた。

かぐや姫の『田中君じゃないか』
この歌を聴くとそんなあの頃を思い出してしまう。

こういったことも一つの人生の通り道だったのかもしれないと
還暦を過ぎた今、そんなふうに思っている。

田中君じゃないか (LIVE)
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きたやまおさむ『戦争を知らない子供たち'83』

2022-08-16 15:40:50 | 音楽
昨日の戦没者追悼式
岸田首相、安倍さんや菅さんと同様に
加害責任には触れなかった。

今日の中日新聞社説にも書いてある
「加害と反省なぜ語らぬ」
戦争の事実を次世代に語り継ぐべきだと思う。

多くの若い人たちに知った欲しいと思う、この歌を。
『戦争を知らないこどもたち’83』
作詞:きたやまおさむ 作曲:坂庭省悟 

♪窓を開ければ表通りに クラスメイトが走ってゆく
  私はため息をついて 教科書に目をおとす 
 日本の満州への侵略で 始まった15年の戦争は   
 日中戦争によって 中国全土に拡大していった  
   これは本当の話 本当にあったの   
   こたえてほしい 教えてほしい 
 
 厳しい憲兵政治によって 農民の土地をとりあげて   
 朝鮮独立のための 集会やデモがはじまった 
 私たちは被害者のこどもで 加害者のこどもなんだね   
 私たちも殺されたけど 私たちも殺したのですね  
   これは本当の話 本当にあったの   
   こたえてほしい 教えてほしい 
 
 窓を開ければ表通りに あの日と同じ空が続く
 私は軽くうなずいて 教科書に目をおとす
   これは本当の話 本当にあったの 
   こたえてほしい 教えてほしい      
 
 私の歴史ははじまったばかりです 
 私の歴史ははじまったばかりです 
 私の歴史ははじまったばかりです 
 私の歴史ははじまったばかりです 

※ライブ録音のため一部歌詞が変わっています。

戦争を知らない子供たち'83
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南沙織『明治チェルシーの唄』 

2022-08-14 14:32:58 | 音楽
中古レコード屋さんで見つけたCD。
「明治チェルーシーの唄」

1971年から2003年までのこのCMソングを歌った
それぞれのアーティストたちが収録されている。


CDには価格が表示されていない。
明治製菓さんのノベルティなのか。
年表を見るとチェルシーの写真が載っている。
どうも2005年に出回ったみたいである。

こういうCDをみつけると珍しいから即、衝動買いしてしまった。
早速聴いてみた。
じっくりと聴いているとそれぞれのアーティストの個性が出ている。
またアレンジも違っていて少し時代も感じる。

「チェルシーの唄」というとすぐに思い出すのがガロとシモンズ。
フォークブーム全盛時代である。
テレビでよく流れていた。

そして南沙織さん。
当時のアイドル。でも歌は上手かった。
改めてじっくりと聴いてみるとチェルシーのイメージにぴったり。
とてもさわやかである。

『明治チェルシーの歌』
何度でも食べたくなる、いや何度でも聴きたくなる。
ちょっと疲れた時に一服。
そんな時に必須のCDとなった。

明治チェルシーの唄 
南沙織
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