気温が一気に低くなり、今日はスゴく寒いですね。
一昨日まで暖かかった(暑いぐらい)ので、気温22度(今のじいちゃんの部屋)は、かなりキツイ…。
今日の最高気温は20度とのことですが、週末には26度くらいまで上がりそうです。
一気に秋というか、初冬に近い寒さは体に響くので、お気を付けください。
さて、昨日の北朝鮮のミサイル発射でJアラートが作動し、関係ない東京都の島しょ部にもアラートが鳴り響いたそうで住民の不安を掻き立てました。
これがどうも誤発信だったらしく原因を調べたら訓練情報の未消去が原因だったとか(朝刊から)。
こうした不備が北海道から東京で起こって、実際の有事対応に不安の声が上がっています。
政府関連のデジタル情報の不手際は数多く、一体何のために貴重な国民のお金が使われているのか…。
政府主導で開発したCOCOA(新型コロナウィルス接触確認アプリ)は、政府がCMまで打って国民に周知したのに結局不良が続いて使えずに、今はどうなっているのか?
デジタル機器も韓国や中国の後手を行ってるのに、アプリも制御もダメダメで、日本の政府も企業も一体何をしてるのか。
朝刊には、日本のデジタル競争力が63か国中29位に低迷してるという記事がありました。
1位はデンマーク、韓国は8位、台湾が11位、中国は17位…。
人口の少ないシンガポールは、何と4位です。
その一方で生徒・教師の比率は1位、無線ブロードバンドの普及は2位(他にも2位が三項目)ありました。
この結果からみると、日本のデジタル競争力はお金の掛け方が偏向していてバランスのとれた競争力がついていないということです。
世界中の人が使っているSNSのほとんどは海外製のアプリだし、スマホも多くがアップル製など(じいちゃんはSONY製のXPERIAをずっと使ってますが)です。
本腰を入れて、機器やアプリの開発に予算を使わないと世界からドンドン置いてきぼりになってしまいます。
ただ問題なのは、政府がいくら予算をつけても、落札した企業が下請けに発注するたびにピンハネして、実際に制作するスタッフにはスズメの涙しかお金が支払われないという日本独特のお金の流れが、技術開発の低迷を招いています。
それを分かっていながら利権に群がる政治家たちは、知らんぷりしている。
国民は、そんな政治家たちがいることをよく知ってますよ。
いい加減に利権に群がるのはやめてほしいよね。
その一方で、トヨタグループのある企業がタイヤと繋がらないステアリングを開発したというニュースが掲載されていました。
これまで機械的にハンドルとタイヤを繋いでいたものを、電気信号とモーターで制御する方式を開発したそうでステアリングを1.5回転させる必要があったのを0.5回転で済むようにしたとかで、飛行機のような異形ステアリングの使用が可能になったとか。
この技術には、ソフトウェアの開発が大きな鍵で、それを含めて開発に成功しました。
このような大企業が行うデジタル関連技術の開発は、世界のトップクラスなのに、なんで競争力は29位なのかな。
お金儲けのできる技術には、フンダンにお金をかける企業体質があるけど、SNSなど当たるかどうかわからない技術の開発には消極的で、それがデジタル世界での敗北に繋がっているんでしょう。
もうこれからは車なんて、世界でそうそう売れることはありません。
なんたって、買い物に行かなくても、家でスマホを数分いじれば、早ければ3時間後に商品が届く世の中になってるんですからね。
そのうち日本の大企業もドンドン淘汰されていき、日本は人口も少ない開発途上国並みになってしまうのではないかと心配です。
今の政治家たちはそれを見越して、なんにもせんと利権を貪れるだけ貪ってやろうと牙を剥いてるのかもしれません。