政府が2024年には、マイナンバーカードに健康保険証、運転免許証を統合するという方針を推進するようです。
これが引いては、すべての個人情報を統合することにより一括管理体制を行うための試金石となるのか。
当然のことながら、個人の銀行口座も政府の知るところになり、どれくらい預金してるのかも正確に分かってしまいます。
こんな危なそうなことは、やめてほしい。
これまで政府が絡んでネットで結ばれた情報アプリがあまりにも脆弱なことは、よく知られています。
一番怖いのは、個人情報の漏えいと紛失した際に起こる何らかの不正使用です。
紛失した奴が悪いと言われれば、それまでですが、たった1枚のカードで何が起こるか分かりません。
例えば、カード情報が漏えいして、何かの事件に使われた時、まず疑われるのはカードの所有者です。
なんもしてないのに犯罪者扱いされることもあり、冤罪事件に発展するかもしれません。
情報管理がネット上で行われている以上、これは避けて通れないものになるでしょう。
健康保険証なら金銭がらみの事件で済みますが、運転免許証となると死亡事故の運転者として逮捕されるかもしれません。
大体、2024年までたったの2年しかなく、しっかりとした情報保護のシステムが作れるのでしょうか?
政府が考えてるのは、カード登録者が中々増えないから、一気に(というか強制的に)すべての国民にマイナンバーカードを押し付けたいという意図があるんでしょう。
こんな強引な手法を使うということは、裏に何か潜んでいるのは間違いないでしょうね。
つまりは「国民すべての資産の紐付けと管理」しかじいちゃんには思いつきません。
それを知れば、個人の弱みに付け込むことができ、政治活動(選挙活動か)にも反映できるからでしょうね。
また、税金の算出にも貴重な情報源になります(税金の申告をする時にも、資産の全貌が分かっていれば個人がキチンと申告しても難癖をつけることもできる)。
ネット上に書き込んだ政府への反対意見なども、簡単に収集することができ、反体制側の個人の特定も楽になるでしょうから…。
あらぬ罪を着せるための糧になると為政者は思ってるんじゃないでしょうかね。
そんな奴には、当然国からの補助金もなくなるだろうし、常に官憲に見張られるかもしれません。
まあ、やりたきゃ~やればいいけど、情報漏えいが絶対ないように安全なシステムを構築してほしいです。
たったの2年で、とてもできる作業じゃないと思いますが…。
危ない、危ない。