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経団連会長の内閣擁護発言

2023-11-21 09:36:17 | 日記
経団連の十倉会長が会見で「なぜ内閣支持率が上向ないか不思議だ」と岸田内閣を擁護する発言をしました。

朝刊によると、記者の「なぜ内閣支持率が20%台と低迷してるのか」という質問に答えたもので、「一つ一つの施策はいいことをやっている。防衛、GX(脱炭素化)、原子力、デフレからの脱却など、きちっとした政策だと私たちは思っている」と述べました。

自民党の勢いが落ちれば、大企業で組織される経団連にとっては、誠に遺憾だという気持ちは分らんでもないし、擁護する発言も仕方ないのかもしれません。

ただ、一般庶民からしてみれば、彼らと自分たちの大きな違いは「懐に入るお金」です。

輸出企業は円安で莫大な儲けが出ているし、彼らの懐は潤うばかり…。

それに比べて、微々たる収入しかない一般庶民は、日々の生活に必要な食料品やエネルギー代金が高騰して、生きていくのが精一杯という厳しいものになっています。

大企業は内部留保をガッチリため込んで、部品などを調達する中小企業には適正な価格を支払う意思がありません。

それで下請け会社が苦しんでいても知らん顔です。

その取りまとめをしている経団連の言う事なんて、誰が信じられるかという話です。

大体、「防衛、GX、原子力、デフレからの脱却などの政策」なんて、日々の生活を送るのがやっとの我々にはどれもこれも関心がない(というより、考える暇がない)…。

防衛費の増額のための増税なんて、結局アメリカと対立する中国に向けられる武器のためで、どう考えてもアメリカから中国は怖い国だということを吹き込まれたアホな日本の政治家たちがアメリカ頼みで右往左往してる姿しか見えません。そして、その武器の大半をアメリカから調達するという、まさにすべてがアメリカの利益に繋がっていくのです。

経団連もそんなのに乗って「防衛費増額で儲けるチャンス」ぐらいにしか考えていないんでしょう。

どうせなら巨大市場の中国と積極的に話し合って貿易振興した方がいいし、独裁政治を進める習さんが怖いなら話し合いなぞせんと、中国にある日本企業の工場を全部引き上げるぐらいなら納得できますがね。

「GX」だって、結局化石エネルギーに代わるエネルギーの開発を進めるための儲け話の一つでしかないし、「原子力」なんてまさに建設から何十年も経た原発を稼働させて、安全より金儲けを優先するばかりです。

そして、極め付きが「デフレからの脱却」です。

企業の採算性が悪化するからと日銀が長年に渡って続けてきた金融政策が、さらなるデフレを招き、日本経済は一体どこに向かっているのか分からん状態に陥っています。

そんなこんなで、大企業に支えられてきた自民党政治が庶民からそっぽを向かれるのは当たり前で、その陰に隠れて大儲けしてきた大企業の集合体の会長が何を言っても私たちの心には響きません。

十倉会長も「微々たる賃上げで協力してる」なんて思わないで、庶民とともに発展する幸せな国民生活を考えてください。(まあ、「庶民はバカだからウマいこと金儲けができんだろう。いつまでもヤッスイ金でコキ使ってやる」ぐらいにしか思ってないんだろうけどね)

国民の豊かな暮らしのためには、下請け企業への適正な支払いと溜まりに溜まった内部留保を国民のために国庫に納めるような気概を持って欲しいもんですね。

多分、経団連なんて自分たちの懐を痛めるなんて、死んでもやらん人たちの集団でしょうが…。

※内容の一部に新聞記事を引用しました。

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