花紀行

トレッキングしたりその時々に出会った花たちの思い出
デジカメで撮った写真など・・・

犬吠埼

2015年10月17日 | 花旅
2015.10.3
犬吠埼灯台へ向かうときに車窓から風車がたくさん見えてじっくり写真に撮りたかったです。
道路の右にも左にも並んでいい眺めでした。撮るのに丁度いい位置でなくてうまくいかない・・・






地球が丸く見える丘展望館へ寄り道して景色を見たとき! これから行く犬吠埼の灯台を確認!
展望館では360度のパノラマ   突端から見る景色で地球が丸いことを肌で感じます



犬吠埼に到着~~~  いいお天気でよかった♪
青空に真っ白な灯台♪  白いポスト!これはどうしても撮っておかなければ!





浜へ降りる前に見えた景色  
九十九里の海岸とはまるで様相が変わり岩場も波もダイナミックでした!



ススキよりずっと大型のこれは! ダンチク?・・・こいもちゃんが見ていたのと同じかしら・・・


穂が太くて大きい!!!



犬吠埼の海浜性植物は表情が全く異なるという案内板がありました。ダンチクも存在感が大きい



灯台の後ろへ! 太陽が傾いてきて丁度逆光(^^♪ 美しさ倍増してる!







浜へ打ち寄せる波の豪快さ! 太っ腹になりそう♪





どこを見ても どっちを向いても絵になる光景が広がってなんて素敵なんでしょう!!!
台風が来て荒れた海ともなると・・・大波が打ち寄せ荒々しい表情になるのでしょうけれど
このときは海にいやされていました。


この次は犬吠埼で見られた海浜性の植物を紹介したいです。時期的に少なかったのですが・・・
明日から何日間か出かける予定です。お手伝いやお見舞い   お休みしますのでよろしくお願いいたします

ナナコカ(ナナコバナ) フクロミモクゲンジ

2015年10月16日 | 小石川植物園
小石川植物園の今の様子が気になっていたので10/12に訪れてみました。
大きな木があってその上になにか花のようなものがついて・・・



なにこれは・・・見たことのない花???




名札がついていたので学名を頼りに調べたところ  ヘプタコディウム・ジャスミノイデス
中国名ナナコカ(七子花) 英名オータムライラックで セブンサンフラワー とも呼ばれるようです。
「七」と「子」にはなにかわけでもあるのかしら・・・
原産地は中国湖北省、浙江省  花は乳白色 よい香りを放つ 花期は8月下旬だそうです。
スイカズラ科 ヘプタコディウム属  1属1種



葉の表側 裏側




花のように見えたのはガク片で徐々に肥大化していくそうです。
一か所から何個も咲いたのかしら・・・どんな造りになっているのでしょう
7つの花が球状にかたまって咲くからというのが名前の由来のようです。
花の時期を見逃したのは残念でした。丁度アベリアの花が咲いた後を思わせます♪






ガクは大分長くなって赤味を増しとても美しく花の後のもうひと花咲かせた姿を見ているような感じです。
高木すぎるので真上から見られないのが残念でなりません。




フクロミモクゲンジの果実  いっぱいできていました。この頃の色合いが気に入っています。



割れて中味が見えそう♪



このときに植物園へ行った目的は!!!
もしかしてカジノキに果実がついているのか期待したのです♪♪♪  花を見たのは雄花だったから
当然実はついていなくてがっかり・・・やっぱり雄木しかないのかもしれません。
真ん丸で赤い色が目立つカジノキの果実・・・いつか見られますように♪

九十九里浜

2015年10月15日 | 花旅
2015.10.3
この先は・・・



砂山のてっぺんに着いた♪


♪歩こう 歩こ♪




でっかいエメラルド~


きゃっ!  宇宙からやってきたの?


ちょっと触ってみたら・・・動いてる・・・


クラゲみたいなのも浜に打ち上げられて!


波の音に耳を傾けながら・・・物思いに浸る・・・


今度は美しいガラス玉いっぱい  シャボン玉のようにも見えてきれいです

このピカピカはどうしてできるのかしら・・・中にカニでもいて泡を出しているのかと思ったり!


こんな感じで泡ができていました。


泡の元はここだったのです!!!返すときの波のおきみやげ♪


神秘とロマンと・・・胸に詰め込んで足跡だけ置いて帰りました。





ここまで来たら犬吠埼は近いので今度はそこを目指して!!!

食虫植物群落5(周囲の観察)

2015年10月14日 | 花旅
2015.10.3
オミナエシもそうですがワレモコウも丁度いい頃で花の盛りといってもいいくらい!!!



なんとかメイガ?・・・開いていないのでよく分からない


ノハナショウブの花の後  割れて種子が見えます♪








ぽっかり ぽっかりの白い雲にいやされています~
群落からはずれて・・・あたりは田園が広がっていて私の好きなあぜ道だらけ
自然に浮足立って息苦しくなるほどでした♪  イボクサ 田んぼの害草なのに喜んでいて申し訳ない



待ちに待っていたコナギがひょいっと出てきてくれて






ヒメジソは生き生きと咲いていたし♪


これはオオオナモミでいいと思います。




ツユクサがきれい きれいと叫びながら歩いているとき!!!  そのそばに!
ふりふりの葉をしたマルバツユクサが咲いていました。自然の中で見たのは初めてだったのです♪



ひょろ~んとして ミッキーちゃんを思わせる花  花糸の青さにうっとりなんてするのに
お化け屋敷の”ろくろっ首なんかも同時に思い浮かべる不届きものです・・・









雌しべのない花が多い中で これにはちゃんとついているようでした。毛深い苞に守られて♪


赤い草がいっぱい~  スベリヒユの生れの果て・・・


シンクロダンス 

海が見たい! この後は九十九里浜目指しました♪

ヤブツルアズキ

2015年10月13日 | 松戸周辺
食虫植物群落へ行く前に散歩の折り見てきたヤブツルアズキ
お目にかかれたのは久しぶりでもう一度と思ってその後行ってみたのですがもう花はなかったです。



   ※ノアズキ・・・マメ科アズキ属
   ※ヤブツルアズキ・・・マメ科ササゲ属
花はどっちもよく似ていて!  違いはあるのでしょうけれど区別は難しい
マメ(サヤ)の形となったら全く違うので分かりやすいです。葉の違いは前の記事で比較しておきました。



後ろから見るとこんな感じです。細長いサヤがもうついていました。


うまい具合にからまってくれて♪  花も葉も揃うように!!!




2つの花が仲良く咲いていた2つの場面




花柄からは5~6こくらい咲くようです。



面白い形をした花  竜骨弁がくるりとねじれて翼弁が重なったように見えます・・・・・と
いかにも物知りのような言い方ですが調べてみるとこのように書かれているのです。
昆虫が訪れたときに都合のいいようになっているそうです(前に調べたとき図鑑に載っていました)




ヤブツルアズキの果実(豆果)はすごく細長い

食虫植物群落4(ノアズキ)

2015年10月12日 | 花旅
2015.10.3    成東の食虫植物群落にて
ツリガネニンジンはまだ頑張ってくれて花が残っていました。



上のほうにはツリガネニンジンの果実 左側にあるマメは・・・


今見ることができるのはマメと葉だけの状態でした。結構な大きさ!!!

何の葉だろうと長いこと考えてやっと♪   ノアズキだったのです。  マメ科アズキ属
ノアズキの葉は 3小葉のうち真ん中は葉柄が長い 葉の裏とガクには赤い腺点があるそうです。 
豆は大きいのに葉はすごく小さい




群落の周りにある田んぼのほうへ行ってみたとき!タンキリマメがありました。
上のノアズキの葉とよく似ているのですが並べて比較すると全然違い大きさはまるで違って大きい!
花がまだ咲いていて 青いサヤ 赤くなったサヤ 揃って見ることができました。







もうじき莢がはじけて黒い粒々の種子が顔を出しそうです!





花やサヤができていれば違いはすぐに分かるのですがちょっと寄り道して葉の比較! 
タンキリマメ ノアズキ ヤブツルアズキの順番です。




トキリマメ ヤブマメ ツルマメ なども加わればもっと面白い♪

食虫植物群落3(食虫植物)

2015年10月11日 | 花旅
2015.10.3
どこにどのような食虫植物があるのか・・・ほかの草がたくさん生えているので
名札を頼りに枯れ枝でかき分けてみたりしてもこれがそれだとはっきり言えないです。
食虫植物ではないのですが ホシクサ科の イトイヌノヒゲ はこれでいいのかもしれません・・・
雌雄あるそうですがどっちもよく分からない








ホシクサの仲間の色々って大好きなのですが分からないこと難しいことがが多すぎ道のりが遠すぎる。


以下は食虫植物ですが  非情にもボケてピンク色に見えるのが ホザキノミミカキグサ
地下茎に虫をとらえる袋がある



花はなかったものの存在が分かった ナガバノイシモチソウ  絶滅危惧種




腺毛が見えるように写りました。


はっきり見たかったのに・・・
これも非情にも非常にボケて 丸く円形に地面に張り付いたように見えるのがコモウセンゴケ




目が疲れる  遠くの景色を眺めて目を休ませましょう (*^^)v



食虫植物群落2

2015年10月10日 | 花旅
オトギリソウ  花の時期は終わりに近く少ない  変わって果実がきれい!     2015.10.3






気になるチョウが♪  ウラナミシジミだと思います




ヤマラッキョウが咲きそうなのですがまだつぼみ   残念



ウメバチソウもこれから・・・咲いたらどんなにいいかと想像するだけ  11月頃まで見られそうです。





タカトウダイはちょっとずつ葉を赤く染め始めて♪


ころんとした果実も残り少なかったです。



花のときによく見たいと思った ヌマゼリ  絶滅危惧種







ヌマゼリの花はこれではないかと・・・疑問   ほんのちょっぴりだけ残っていました。

カエデドコロ 昆虫

2015年10月09日 | 小石川植物園
オニドコロやヤマノイモにカエデドコロ どれも似たような花を咲かせて・・・2015.9.4
その中でカエデドコロは黄色! 分かりやすいしとってもきれい  ヤマノイモ科ヤマノイモ属 雌雄異株
見るのはいつも雄花ばかり・・・いつかは雌花も一緒に見てみたい











ミスジチョウ コミスジ が!!!   滅多に見られないのでうれしい♪
コミスジ だとかえで☆さんが教えてくださいました。いつも助かります! ありがとう♪





脚が青く光って見えたアカスジキンカメムシの5齢幼虫


こんなにきれいな色しているなんて♪


触角の光り方もいいし!


あちこちで見たので結構数多くいるようです。
この後羽化するのかしら・・・


食虫植物群落へ

2015年10月08日 | 花旅
広々して気持ちのいいところ♪  今はひと気がなくて遠くまで見渡せる!   2015.10.3
随分前からこの場所のことを嫁から聞いていて行ってみたいと思っていたのでした。できれば春に!
それがすでに秋になってしまって本望はまだかなっていないのですが・・・



入り口からすぐのところに早速!!!絶滅危惧種の植物が咲いていました。タデ科イヌタデ属
ナガバノウナギツカミ  アキノウナギツカミより花色が鮮やか 花つきがよい という感想を抱きました。




花柄に腺毛がついているのがなんとか見えます




葉のつきかた  葉柄があり茎を抱かない


オミナエシが真っ盛りを迎えたけなわの秋!!!
木道に沿って歩くので中には入ることはできず遠くのものや小さなコケ類や食虫植物などは見えにくい
保護し植生を維持していくためにマナーを守らなければならないです。











初めての出会いの ゴマクサ  これも絶滅危惧種だそうです。 ゴマノハグサ科ゴマクサ属




これも初めて目にしました。 日当りの良い湿地に生える サワヒヨドリ  キク科ヒヨドリバナ属
草丈が低く可愛らしい印象でした。




この地は大正9年にすでに天然記念物指定されていたのだそうです。
特異の湿生植物が多く残されているため次世代に引き継いでいかれるよう保護活動が行われています
正式名称は 「成東・東金食虫植物群落」  特に食虫植物が多い 
中でもコケ植物2種は世界でここでしか確認されていないそうです。
案内をお願いすれば常時ではないもののボランティアの方が待機しているので教えてもらえそうです。