相変わらずモノラルレコードにハマっています
モノラルレコードの魅力にまた、憑りつかれてしまって、ここしばらくステレオで聴いていません
オリジナルのMONOレコードは、ほんとに素晴らしいです
が
残念ながら我がレコードコレクションは半分以上が再プレスか廉価版
オリジナルレコードが買えない悲しさを嘆きながら、
レプリカレコードでそれなりに楽しんでいましたが、あるシリーズを聞いてみたら、
あら?これなかなかいい~と思えるレコードがありました
いや素晴らしい、この再プレスシリーズを侮るなかれ
思い起こせばこのレコードは27年前にまとめて購入したもの
当時はオークションもなかった時代で、レコードはショップは殆どが店じまいを始めて
中古ショップで探しまくっても、なかなか手に入らなくなってきた頃でした
オリジナルレコードはとんでもなく高くてとても手が出ませんでしたが少しずつ
どうしても買えないレコードは一応輸入盤を選んで買っていましたが
そんな折、
某オーディオショップで知り合ったんだと思いましたが、とある業者の方に、
「これでほんとに最後の“本物のレコード”を発売します、もう二度と手に入らないと思います、すぐに売れきれちゃうと思いますから早めに予約したほうがいいですよ」
と言われたシリーズ、
その頃仕方なく買っていた復刻版には、ほんとにうんざりしていましたので
復刻版で良い音がするレコードは無い!、と思っていましたし
その数年前に買い込んだキ〇グのスーパーアナログシリーズの、
味付け過多な音にもうんざりしていました
でもその方の真剣なお話と「原音に忠実な素直な音作りですよ」の言葉を真摯に受け止め、
すぐにいくつかお願いしました
しかし、欲しかったフルベンのベートーベンはその本の数日前だったと思ったが、キング復刻に予約を入れた後だった
実はこのE〇Iとほとんど同時期に、
キ〇グも復刻シリーズ出すとの情報を耳にしていてそちらの方が早く情報を得ていたので、
欲しかったフルベンははそちらのキ〇グで予約した後だった
これも誰から聞いたか忘れましたが、今度のキ〇グ復刻は今までと違ってシンプルだよ
との情報で買ったものでしたが
ご存知の方も多いと思いますが、チョー期待〇れでキ〇グのフルベンはほとんど聞く気にもなりませんでした
その後に届いたのが、このEMI 最後のLPシリーズでした
そういえばあの頃はジャズもクラシックも最後の何とかシリーズがたくさん発売されていました
この音源はSPのレコードをレコードで発売したもの、ショップの方には今のカートリッジで問題なく使えると言われて
SPUでステレオスピーカーで聴いたのだが
最初に聞いたのがどのレコードだったか、SPをそのまま録音したかのようなスクラッチノイズまみれ
え~ひどすぎる~
最初が悪かった、ので印象が悪すぎた何枚か聞いた気がしたが
どのレコードも、その頃の最新録音のデジタルLPと比べると、ひどい音質だった
※注、ほんとにあの頃はデジタルLPが良い音に聞こえたんです・・・、
ノイズだらけで、ボケてて、抜けない、超レンジの狭い古いレコード
やっぱりだめか~、
まあ演奏はいいんだから演奏の良さを聴こう・・・・
なんて思って、結局しまい込んで27年間しまい込んだままだった
久々に聞いてみて、びっくり
なんで俺はこの良さに気が付かなかったのだろう
CG25DをWE618B-600Ωで受けてシングルのモノラルスピーカーで再生
なんて凄い演奏なんだ~、びっくりしました
オリジナルレコードが手に入れば最高だが、
1/100の価格の安物再販シリーズでもこれだけ楽しめれば十分ですよ
過去にちょっと聞いてダメだ~としまい込んでいた、再プレスレコードのなかにも
素晴らしい一枚があるかもしれませんね
もう一度じっくりと聴き直してみますね