オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

モノレコードをモノカートリッジで再生すれば音が良い

2019年07月10日 09時07分10秒 | オーディオ

モノラルレコードのほうが音が良い!

 

 

 と言っても一部のオーディオマニアの方々は分かって頂けるとかと思いますが

 

 

 

あまり馴染みの無い方々だと

「え~モノラルって古くて音が悪いんじゃない」

 

と言われるかもしれんせん

 

 

 

 

 

その気持ちもわかります、確かにモノラルレコードは古いレコードです

 

 

 

1960年以降のほとんどのレコードはステレオになっていますので

 

1940年代50年代に作られたレコードがモノラルレコード

 

 

その前はSPレコード(SPはここでは取り上げません)

 

日本では1958年、昭和33年に初めてステレオレコードが発売になったそうです

 

 

その60年以上前の古いレコードが音が良いと言っても確かに、にわかには信じがたいものだと思います

 

が、

 

 

 

語らせて頂きます

 

 

 

 

密かに楽しんでいたモノラルシステムだったが

この度オール励磁・オールバッテリーによる理想のモノラルシステムが完成して

 

*真ん中がモノラルシステムです

 

 

 

またまたモノラルサウンドを楽しみだした

 

 

今までもMONOレコードの音の良さは何度か書いてきたが、

 

恥ずかしながらそれをステレオシステムで聴いてのブログでした

 

 

 

 

今まで使っていたモノラルシステムでは、

 

どうしてもメインスピーカーの二本のスピーカーを使ったステレオシステムに適わないものがありました

 

 

まあほとんどのオーディオエネルギーを、ステレオシステムに懸けていたので、モノラルシステムはお遊び程度でした

 

 

 が

 

 

今度のシステムは違う!、気合と根性が入ったMONOシステム(笑)

 

 

 

 

では

 

古いだけではないモノラル再生の魅力を少しお話させて頂くと

 

まず、簡単に音の魅力を語るとMONOは鮮度がいい

 

音が太く、力があり、奥行き感・立体感もある

 

だから感動がある

 

 

 

ステレオで「描かれる定位感」による立体感とはちょっと違う

 

ステレオでも、もちろん表現出来ますが

「奥行き感を表現」・「立体感を表現」という言葉になってしまう

 

 

 

 

モノラルのそれは少し違って、「リアルにそれらを感じられる」のだと思う

 

それにこれは私のシステムだけかもしれないが、

モノラルのほうが長時間聴いていて疲れない気もしますね

 

 

 

そんなモノラルレコードの再生ですが

 

モノラル再生の魅力のひとつは、音源のモノラルレコードの魅力でもあります

ご存知の方で詳しい方は飛ばしてくださいね

 

 

 

まずモノラル再生で大切なのが、

モノラルカートリッジを使うこと

 

 

現在、モノラルカートリッジは5本のカートリッジを使い分けています

CG-25D グリーントップ

CG-25D レッドトップ

GE バリレラ シングル RPX-041 1milシングルバトン

GE バリレラ VRII 4G-050 トリプルプレイ ブラック、

EMT-TMD25

一時、音のエジソンのレプリカ2なんてのも使っていた

 

 

本来のモノラルカートリッジとステレオカートリッジは構造が全く違います 

 

 

 

 

それはまずレコードの溝の、カッティング方法が違うからです

 

モノラルレコードの音溝は横だけの振幅で作られていますので縦方向の溝の深さは一定で変わりません

 

 

横方向だけに刻まれた「一つの純粋な音楽信号」を拾うので

 

モノラル専用カートリッジのカンチレバーは横のトレースだけを行う構造に作られています

 

 

 

つまり縦方向の無駄な動きや不正確な動きをしないように「がっちり」作られています

 

 

 

私のMONOカートリッジはEMTを除きこの構造です

 

CG25Dやバリレラのカンチレバーなど、モノラル専用のカンチレバーの構造はパイプではなく板バネのシンプルな構造です

 

 

 

つまり、刻まれた一つのシンプルで純粋な音楽情報だけを確実に拾い、

 

それを無駄な動きで失ったり、余分の物を加えたりすること無く音楽信号に変換できる

音にとっては最適な再生方式なのです

 

 

 

ステレオ構造は、多くの情報を必要とし、音楽情報だではなく定位を表現するために信号を二つに分けて刻まなければならない

 

レコードの溝は、横だけの溝では情報が入りきらずに、縦方向の動きをいれ、増えた情報量をカバーしています

 

 

ですから溝の深さは一定ではなく、従来の横のほかに、深く浅くの縦に刻まれ複雑化します

そんな複雑な溝をトレースするステレオカートリッジは、

 

とても複雑で繊細な構造となっています

 

 

 

 

モノラルレコードをステレオカートリッジで聴くことは出来ますが、

要らない縦方向の動きもしてしまうせいか

 

 

かなりの情報量がどこかに消えてしまう気がします

 

だから音の鮮度が落ちて、欠落部分があり線が細く、なんだか腰砕けで輪郭が失われて臨場感が得られなくなる気がします

 

おまけにステレオカートリッジは高性能で繊細がゆえに、ブチぶち、バチバチと盛大に要らないノイズを拾います

 

 

 

 

お分かりいただけましたでしょうか?

 

シンプルな溝のMONOレコードは、

シンプルなmonoカートリッジで際するのがベストだと思います

 

 注、レコードの種類によっては評価が違う場合もあります、

 

オリジナルレコードが高くて買えない貧乏人は、

 

 

仕方なく似たジャケットの駄物のレプリカレコードでを買いますが

 

まぁこれでもオリジナルの音楽性の1/3程度は味わえます

 

 このての駄物レコードはモノカートリッジよりTMD25や場合によってはステレオカートリッジのほうが良くなる場合もあります。

 

 

注2、私のMONOコレクションの4割がオリジナルです、エッヘン!

 

注3、つまりは6割はコピーもしくは廉価版です悲し~

 

 

 

まあ、合う・合わないがあるのでカートリッジは数種類が必要になります

 

 

 

 

それともう一つMONOレコードが音が良い「演奏が良い」理由

 

 

今のレコーディングは、各ミュージシャンが別々に演奏して、

一番よくできたものを重ね合わせたものが多いですが

 

 

上手く出来ずに一晩中歌ってようやく朝方、OKが出た、なんて話も聞きます

 

 

一番よく出来たものをレコーディングする、まあ一番いい方法なのだろうが・・・・・

 

・・・それで伝わらない「モノ」もあります

 

 

 

演奏者はLIVE本番も、スタジオ録音も同じに演奏しているのだと思いますが

 

 

 

やはり「一発勝負の気迫と緊張感」これは全く違うと思います

 

 

 

つまり古い録音の撮り直しが利かない、

 

失敗すれば取り返しがつかない状況での「緊張感が漂う録音」

 

 

そんな気迫のこもった演奏もモノラルレコードでは感じ取れるものが、多くあります

 

 

だからモノラルレコード再生の方が

 

 

私は、聴き終わった後の感動があります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機械の進化は人間の退化にもつながるのでしょうか?

 

・・・・・・・

 

 

 

 

如何でしょうか?

 

 

なぜモノラルレコードが音が良いのか、

 

ご理解いただけましたでしょうか?