『カルチョビット』を買ってはいけない。特に何かやらないといけないことがある人は絶対に買ってはいけない。受験生とか就職活動中の人は絶対に買っちゃいけない。ホントにこれはヤバイ。
昨日買って昼の三時から今日の朝五時までやってしまった。高校時代『ダビスタ』で3ヶ月を丸々費やしてしまった人間だから当然といえば、当然だけれども。『ダビスタ』以上に中毒性が高い。本当にやることは少ない。やることは少ないんだけれども、コミットしている感覚はやれることの多いサッカーSLGよりも高い。
はじめは「玉けり」だったのが、徐々に「サッカー」になってゆく過程を見せるのは本当に秀逸。やることはほぼ無いけれども、観る所は多い。見ていて面白いというのが何よりも楽しく、そしてヤバイ。本読みながら横にミクロを置いておくと、だんだんと本からミクロへシフトしていってしまう。
以前『ポストペット』の開発者、八谷さんが『ポストペット』の開発理由を「何もしなくてもいいゲームを作りたかった」とか言っていたような気がしたが、『カルチョビット』は「何もしなくていい」ゲームの一つの答えかもしれない。