今の状況はこんな感じか。あと一ヶ月僕は卒論>就活>思い出作りの順で進めていこう。何とかこの1ヶ月だけは濃密なものにしたい。意義のあるものにしたい。
結局この2年間で僕は描いていた大学生像には成れなかった。遊びまくる大学生はもちろん、勉強しまくる大学生すら成りえなかった。引きこもりな大学生。腐ってる奴だ。そんなんだ。
帰り道、耳にしてあった蓋をはずしてみた。地元が下町なためか、幹線道路も車がまばらで結構な静寂があった。こういう中が好きだ。誰も居ないような感じ。でも決して誰も居ないわけじゃなくて、一人でも全く寂しくない。積極的に一人になりたくなる、そんな感じ。誰かの小説の一部を改変して用いるならば、耳からしじまが入ってきて自分もその中に含まれてしまうような。