顔を洗おうとかがんだ時に腰がズキっ
呼ばれて振り返った時に
重い物を持った時に
「何をしていて痛くなりしたか?」
というとこんな答えが返ってきます。
デスクワークや運転の時は姿勢を良くする事で負担をかけないようにしますが(前回)、動いている時はどうなのでしょう?
重い物を持った
これは前回の弓矢の話だと、[弓を能力以上に引っ張ると、弦が切れたりして壊れます]という事です。
これは分かり易いと思います。
では“顔を洗おうとして”“呼ばれたとき”はどうなのでしょう?
私達は動く時は無意識のうちに色々と想像をしています
物をもつ時
“だいたいこのくらいの重さかな?”
なんて過去の経験から想像して動いています。
例えばAとB同じ大きさの2つの箱を運ぶとします。
(箱の中身は知りません)
先にAを運びました。
(Aには1冊の本しか入っていません)
「なんだ軽い箱じゃん」と口笛を吹きながらBを運ぼうとしました
(実はBには10冊の本が入っています)
こんな時に傷めるのです
大きさが同じ箱なので軽いと思っていたら実は10倍の重さだった・・・
Bは1冊分の重と想像し、その分の筋力しか出そうとしません。
そのギャップで痛めるのです
重いと思ったら軽かったなんて逆もあります。
想像していない事、不意な動き(階段を踏み外すなど)で痛めることが多いのです。
ただし、筋肉に柔軟性があれば別
衝撃を吸収するので傷める確率は減ります。
ストレッチなど体を動かす事がいちばんの予防ですね!