痛いと、患部を押さえて圧迫したり、さすったりしますうよね。
子供が転んで痛がってると
「痛いの痛いの飛んでけ~」
とさすります。不思議と痛みが消えますよね。
なぜそういった行為が痛みの緩和につながるのでしょうか?
痛みの伝わり方-------------------------
痛みの伝達は、 刺激を受容器が感じますと電気的な信号を 出します
その信号が神経細胞を通って脊髄に入り
それから脳に伝達されます
脳の視床から大脳皮質の体性感覚野に届きます。
神経伝達の優先順位-------------------
この痛みなどの感覚を伝える神経には
複数の刺激があると、「太い神経線維からの信号を 優先的に受け取る」
という特徴があります。
( 詳しくはゲートコントロール理論といい 50年以上前にこれは分かっています)
痛みの刺激は ⇒ 細い神経線維
触覚による圧力など ⇒ 太い神経線維
であるとされています。
ですので痛みを発した時に、患部を圧迫したり さすったりするのは
痛みより圧迫したその感覚が優位になるため、痛みを感じなくなる と言う理屈なのです。
次回は実際に施術でどう生かすか?
誰でも簡単にできる方法です。