もう3週間前のことになるが、箱根駅伝予選会の話。
東海大の10人目のランナーがゴール直前で倒れたり、東農大が1秒で本戦出場を逃したり、と話題のあった予選会だった。
そんな中で中継を観ていて気がついたのが、キロ地点毎のランナーの行動。腕時計のラップボタンを押している姿だ。
今やこのような大会に出場するほとんどのランナーは、GARMINをはじめとするスマートウォッチを着けて走っているはず。だから、オートラップをセットすれば、走行途中でラップボタンを押すことなど不要なはずだ。
しかしながら、GPSの誤差というのはあり、しかも近いエリアをぐるぐる走るコースとなると精度が低くなる。
そのようなこともあり、出場者は手動でラップを切っているのだろう。
市民マラソン大会で「この大会、実際より〇〇m距離が短いんじゃない?」というのを耳にすることがあるが、それはGPSの誤差であり、ちゃんと距離が測られているんじゃないかなぁ(一部の大会を除いて)。