おやじとクソおやじの間(はざま)で

おやじになった自分から見た、クソおやじ像を考える

本に名前を書く必要性

2006-07-06 23:03:48 | Weblog
地下鉄の中吊りに、外務省海外安全相談センターの“海外安全キャンペーン”(7/1~7/31)の告知(こういうのって広告といわないでしょう)があった。キャンペーンキャラクターは“オリラジ”。キャッチフレーズは、“しっかり見る、しっかり安全”。

“しっかり見てから降りてくれよな”とか、“しっかり見なければいけないのは、お前だろ”とか、誰もがつっこみたくなるのではないだろうか。しかし、あのパラシュート降下は、本当に“武勇伝”だよなぁ…。

しかしこのキャンペーン、何故7/1~7/31という期間なのだろう?どうせなら夏休みの終わり、8/31までにすればいいのに。

話は全く変わるが、会社の帰り、乗換駅で“古本市”をやっていて、次の電車まで時間があったのでのぞいて見た。

“暴れん坊本屋さん”があったので、それをキープ。あとザッと見たのだが、あまり引かれるものはなかった。自分のものだけ購入するのもなんなので、児童書を探してみた。

長男用にいいのを見つけたので、値段を確認しようと最後のページを見てみると、名前が書いてある。また、違う本の値段を見ようと最後のページを見ると、これにも名前が書いてある(先ほどと違う名前)。結局、人の名前が書いてあるものを買う気にはなれず、“暴れん坊本屋さん”のみを購入してその場を後にした。


何故、本に名前を書くのか?“こどものとも”、“キンダーブック”など、幼稚園で配られるようなものに名前を書くのはわかる。幼稚園のクラスの中に沢山同じものがあるのだから。でも、家庭で購入した本1冊毎に名前を書くのはなんのため?外にもっていった時に、“これは商品ではなく、ウチのもの”というのはわかるが、そんなケースが頻繁にあるだろうか?

今日見ていたこどもの本の大きさはA4判。この本を持っていた親子は、そんなかさばる本を四六時中もち歩いていたのだろうか?それとも、“自分のもの”という“所有”という概念を持たせるためなのだろうか?なんでだろう?

“そんなに言うなら、新品の本を買えばいいじゃん”…そうですね。そうします。

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