二〇二五年二月三日(月)。
早朝(午前五時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
朝食(午前八時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
昼食(午後一時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
夕食(午後六時)。ピュリナワン(成猫用)とヒルズ(腸内バイオーム)の混合適量。
明日からまた寒くなるってテレビで言ってるよ、飼い主。
二月に入ってからもう一度寒気がやって来るってのは飼い主が子どもの頃からあった。
毎年のことなの?
ここ数年は明らかにおかしいね。昔は異常気象って言ってたけど、こうも続くようでは異常気象が通常の世の中ってことになるよね。
野良さんはどうしてるのかなあ。
以前はそれなりにしのいでたんだ。江戸時代なんかは風流でもあった。小林一茶の句にこんなのがある。
「陽炎(かげろふ)にくいくい猫の鼾(いびき)かな」(「一茶俳句集・P.209」岩波文庫 一九九〇年)
「くいくい」って?
「すうすう」って説もあるんだけどいずれにしろ「くーくー」とか「すーすー」って感じで春のほのぼのした陽気と重なってる。
でもそれじゃ冬じゃなくて春が来てからなんでしょ?
春先にうろうろ顔を見せに出てくる猫は真冬でも軒下とか縁の下とか小屋の周りとかで寒さを上手くしのいで冬を越す。だから陽炎の季節になるとちょこちょこ出かけて春のぽかぽか陽気でうっとり昼寝する。
そうかあ、一茶さんはほのぼのしていい気分だって言いたかったんだ。「くいくい猫の鼾(いびき)」を織り込むとより一層雰囲気が出るよね。でも飼い主はどうするの?寒くなるって。
電気代だな、問題は。
黒猫繋がりの楽曲はノン・ジャンルな世界へ。ガナーヴィヤ。インドの古典的宗教音楽のように聴こえる。もちろんその土壌として南インドのタミル地方育ち。スピリチュアル系の響きがやや目立つがもっとコンテンポラリーな幅広さを持っているように感じる。モード系の旋律が南インドとはほど遠いアイルランドやケルトの民謡を思わせるのも古典的民族音楽に精通しているからかも知れない。目下活躍中のガナーヴィヤは作曲を含め何でもできそうなマルチ・プレイヤーとして有名。多彩な楽器を操り様々な民族音楽に造詣が深いことは結構知られているようだ。幾つか検索して調べてみるとアメリカの大学で演劇と心理学の学位を取得しているらしい。ダンスもヴォーカルもやる。実験音楽精神を体現しているような曲もあるが決して「どや顔」で見せびらかすタイプではない。しかし何といってもコルトレーンへのオマージュに満ちている。
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