ABE GUITARS

ギター・ウクレレ制作
フレット楽器全般 修理調整

1995 Martin D-28 ナット取り外し

2009年04月11日 | ナット・サドル作成・調整
95年製のD-28もお預かりしています。
 
これはナット・サドル作成・ブリッジ貼り直し、フレットすり合わせの他、バックのブレイシングの両端がほぼ全部剥れているので、それも補修です。

ナットを取り付けてから塗装がされていて、ナット前面と側面にも塗膜があるので、際にナイフを入れ、塗膜がめくれてこないように気をつけて


取り外します


ナットはある意味消耗品であり、また、先に行った77年製D-28の様に、弦の位置を変えるなど、カスタマイズする部分でもあるので、交換しやすい配慮として塗装が終わってから取り付けるべし、と個人的には考えています。「メーカーとしての効率的な生産」を考えて作られたギターである以上、致し方ないのですが、ナットに塗装がかからないようにはできないものかと、ナット交換の度に思います。

次の工程

お問い合わせ ABE GUITARS
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする