feel.

レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

1905フランス旅行二日目.

2019年05月11日 | 旅行

時間間隔に乏しい13時間を経て

いよいよ

霧立ち込めるパリに到着



朝のパリは気温が10℃に満たない寒さ。

念のために持ってきておいたユニクロのウルトラライトダウンが早速登場するレベルで思っていたより寒い。


飛行機がシャルル・ド・ゴール空港につくまえに機内でOrange HolydayのプリペイドSIMにさしかえさぁ旅の始まりだ

と思ったら、いきなり強烈なトラブル発生。

なんと、スマホがつながらない…

厳密に言うと取説手順で電話とSMSは通じた。しかし!インターネットが通じない。

SIMを差し替えた時点で”設定→モバイル通信”の中にOrangeの項目は追加されているのだが

こんな時に限ってフリーwifiが全く拾えないし…

空港内バゲッジエリアにOrangeの販売店があったので相談をすると、「iPhoneが壊れてるからパリ市内にあるapple storeにもっていけ」の一点張り。んな訳あるかいな!

しかし改善方法がわからない。日本のスマホの場合は大概APNをインストールするのだがネットに繋がらなきゃそれもできない。手動で設定する方法は予め調べていたがOSが新しいからか手動設定の方法が出ない。

UBERでタクシーを呼んでホテルに直接荷物をおきに行く予定にしていたのに…

デジタルに頼りまくっていた僕のいきなりの挫折。のーーーーーー


ということで予定を変更。予め調べていたロワシーバスを用いてパリ市内オペラ・ガルニエまで出て、そこから徒歩圏内のJCBプラザでwifiモバイルルーターを借りることにした。これならiPhoneの設定をいじることはない。wifiルーターは二人で一個になって単独行動ができなくなる為避けたかったのだが、緊急手段でやむなしだ。その間に携帯をなんとか復旧できれば。

JCBプラザにわざわざ行くのはそこなら荷物を預かってもらえ、即行動を開始できるから。

というのももともと空港でなかなか荷物がでてこなかったりしたのもあるが、この時点ですでに2時間ほどロス。初日の予定が崩れていく~


まずは自販機でロワシーバスのチケットを購入。真っ先に自販機で言語を選べるので英語を選択。日本語は不可

購入はクレジットカードが吉。マスターかVISAを作っておくべし。フランスでJCBを使えるところは少ない。

ちなみにクレジットカードを挿すと4桁の暗号コードを聞かれるので覚えのない場合は予め日本で聞いておくべし。結果は郵送になるのですぐには教えてもらえない。

さっくり買えたので問題なく空港を出発。バスは20分くらいかな?間隔で出ている

車内では無料wifiがつながったので必至で解決方法を模索したが、その時間内には解決できず

なんでやねんこんな事態ないわ…


40-50分ほどバスに揺られパリに到着

スマホが使えず北も南もわからん状態でどれだけスマホに依存してたんだと後悔しつつなんとかJCBラウンジに到着しwifiを借りる事を確認し(時間が無いので手続きと受け取りはあと)一時的に荷物を預け、この時点で次の予定まであと30分

大切な予定を崩すのだけは避けなければ。

JBCの方に目的の場所までの時間を聞くと歩いて15分ほどで行けるそうで、早速服を着替えて移動を開始した。

あーなんとか間に合いそうだ…初日はついたらすぐにホテルに荷物をおいてエッフェル塔に行くつもりにしてたのに…

ま、旅のトラブルはやむなしということで、気分あらため再出発。正直ここまでフランスに来た喜びを味わえる精神的余裕はなかった。

JCBプラザさんには本当に助けられたよありがとう…日本語でやり取りできる安心感もある。


という感じで初日の主役は12時に予約していたココ

5つ星を超えるパラスホテルのうちの一つ、ル・ブリストルの中に入っている三ツ星フレンチepicureのランチ

いきなり旅で一番立派なご飯

旅を続け胃が疲れてくる前に味わっておこうという魂胆だ



お待ちの皆様は素敵に着飾っていらっしゃる…僕はスーツですらない。この時用にラルディーニのジャケットを羽織っていたがギリギリ許されるのかなという感じ



メニューは日本語が添えられてあり、心遣いを感じられる

前菜がなんとも可愛らしい。わさびが効いていて和を感じることができた。

ブリオッシュがとても美味しい

風味豊かなパン。有塩と無塩のバターを楽しめる



ホワイトアスパラガスの蒸し料理 ブラックチェリー、アーモンドペーストのスライス、レモンゼストとヴェルヴェーヌ添

クローズ・エルミタージュを合せて…

百日鶏のローストレモンのコンフィを差し込んで シチリア産ピスタチオ 薄塩バターで調理したパースニップにコーヒー豆風味のジュ









フランスでは食事とデザートの間にチーズを食べる文化があるらしい。ワゴンで沢山の種類のチーズが運ばれてくるので、好みをチョイスする

左側はブラタモリで予習して食べたいと思っていたSainte-Maure de Touraine

山羊のチーズで表皮に木炭をまぶしたて熟成されているそうだ。個性的なフレッシュさが面白かった。



マダガスカル産バニラアイスクリーム 塩バターソフトキャラメル、ペカンナッツのプラリネとヌガティーヌ

こんな素敵なのを見せられたらお腹いっぱいでも食べたくなっちゃう

ひと皿ひと皿が感動するほどに美味しい。

日本で食べるフレンチと違うなと感じたのは、五感をフルに刺激してくるということ

中でも触覚。パリパリとした心地よさを感じる部分がどのお皿にも有り食べていて新鮮だったな。

内装が素晴らしく美しいホテル。接客もとても丁寧

貴重な経験を愉しむ事ができた。ごちそうさまでした。

1905フランス旅行初日

2019年05月09日 | 旅行

夕方の出発なので日曜の初日はゆっくりと、準備。

電車で関西空港へ向かう。ワクテカが止まらない

ちなみに今回の旅カメラはOlympus E-M1 + 12-100mm F4 のみ。レンズ1本で24-70mmF4+70-200mmF4をこなす小型軽量質もいいぞ旅カメラの非常に良い落としどころだと思ってます。純正バッテリー2個サードパーティ製あんまり持たないバッテリー2個の計4個。サードパーティ製のそれを買うとバッテリー2個+同時に2充電できる充電器がついてきたのだよね。むしろ充電器がほしかったので。

GWは二日目であるため出国のピークは過ぎたのか空港に着くまでの駅はがらんとしていたが、空港はさすがに盛況ね













28日18時30分の飛行機で関空→台北20時ころ到着(時差1時間が働く)エバー航空はターミナル1

23時40分発での台北→13時間→パリ・シャルルドゴール空港に朝7時頃到着



3時間の待ち時間はJCBカードの特典で手に入ったプライオリティパスを用いてラウンジで休憩。

台北桃園空港は想像してたより広いが、ラウンジが集まるスペースは空港中央部より階上に登ったところに位置するため移動は割と少なくて済むことが助かった

僕が行ける範囲では2箇所あったが、一つはもうすぐ閉まるんや(英語)ということでもう一つ24時間営業の方を教えてくれたのでそっちに移動。

wifi無料、食事アルコールも無料、4カ所のシャワーを順番待ちで浴びれたし(バスタオルも無料で借りることができる)非常に快適なラウンジであった。混んでたけどそれはしょうがないね

この日の服装は薄手のヒートテックとユニクロのメリノウール薄手ニットを合せていたら暑くて汗が出るほど

飛行機に乗る前にシャワーを浴びれてよかった











後半の飛行機は13時間ととても長い。

映画を観たりもしたが基本は寝て過ごした。関空で飲み、ラウンジでのみ、飛行機でも飲んだお酒の力があったのかな。笑

アルコール血中濃度持続時間長い旅の順調な始まりだ。

エバー航空は日本で言うANAなどの大手の台湾版だから安心して良いのではというアドバイスで決定した航空会社だが、機内食は普通に美味しいし、目の前のエンターテイメントシステムで快適に過ごせて良い飛行機だ。

専用のアプリをインストールしておけば、48時間前からオンラインチェックインを済ませることができたり、特別な食事リクエストがある場合はオーダーを通すこともできる。

直前になれば搭乗口を案内してくれるし、結構便利だね。

201905France.

2019年05月07日 | 旅行

GWをほぼフルに使ってフランスに旅をしてきた。

ヨーロッパに行けたのは20年ぶりくらいだろうか。死ぬまでに行きたかったトップオプザトップ

目的はパリの主要美術館とモンサンミッシェルの島内に宿泊すること。それと勿論のフランスグルメ。

モンサンミッシェルに泊まった一泊以外はパリに滞在し、ルーブル、オルセー、オランジュリー美術館を巡り倒すプランを組んだ。

全部の美術館をじっくり巡れるようなツアーは自分では見つけられなかったので、今回は飛行機や宿、移動手段などの予約をすべて自分で手配

いろんなところが休みに入るメーデーのモンサンミッシェル移動&宿泊プランであったり

フランスのパン&フレッシュでお安い本場のバターを朝食に堪能したかったので調理施設が整ったアパートメントタイプのホテルで且つ三大美術館から徒歩圏内の宿に泊まりたかったしと、わがまま放題であったしね。

道中の移動はメトロを使ったりチャリvelibを借りたり電動キックスケーターを用いたりして今風?な移動を行ったので、今後パリに旅行する人なんかが見て役に立つような内容も書ければなと思う。

黄色いベスト運動のデモのまっさなかに突っ込んだりなかなかハラハラする事態もあったが、無事に終わればそれも思い出。

まだまだやりたいことはあったものの、多くの夢を果たしたフランス旅行を愉しみながらゆっくり書いていこうと思う。

ちなみに台北乗り換え有りエバー航空往復の比較的安めプランで行ったため移動に時間がかかり、4/28日に出発し5/6に帰国した9日間のうちフランスに滞在したのは6泊

その間の撮影枚数はiPhone撮影を除いたデジカメだけで2500枚ほど。なかなかたくさんの思い出を切り取ってこれたと思う。