先日の雑貨屋さんでの一言にまだ引っかかっておりまする。「６月の集まりだから単衣だわね」と云ったら「寒かったり、単衣を持っていない人もいるから袷でもいいですよ～」との返事。単衣を持っていない？人もいるのか・・・・。と呉服屋の友人Kに話したら「着物は袷、夏は浴衣だと思っている人は案外多い」とのこと。え～！そうなんだあ。夏の薄物も単衣もない人もいるんですか・・・・。３シーズン着られる木綿や綿紬も便利です。寒い日には木綿を重ねて着るのもいとおかし。でも夏は浴衣というのは極端な話です。逆に浴衣は年中無休（笑 だと思う。だって旅館ではいつも浴衣が用意されていますよね？夕涼みの延長で浴衣を宵祭りに着ていくのはありです。でも浴衣じゃ外に出ないという人もいる。つまりはパジャマですから・・・・。今は浴衣も半襟をつけて着物代わりに着ることもするので、柄や素材によっては外出もありだなとは思います。
さて単衣着物ですが、何枚あるのか数えてみたら十数枚ほどあって、化繊やあとは白大島やお召。木綿やウールを含めると結構な数。薄物もそれなりにあるけど小さく畳めば引き出し１パイで収納出来ました。まあ木綿とウールは年中出しっぱなしで良いのかもしれませんから、となると袷でも薄めの物は出しておいてもいいかな・・・と。何でこうなったのかと思えば収納の場所がなくなってきたからです。全部を洋服のように入れ替えるのは無理。だからある程度袷着物もクローゼットにおいてもいいのかな？と思って。
姫の着物は桐の収納ケースに入れてますが、これも最近は二つになりそうな勢い。お兄ちゃんの着物は開かずの引き出しにいれてますから他の着物は入れられないし。反物や生地もかさばりますね。新品の足袋や半襟、着付け小物。帯。増えるんですよね。これも別に収納しつついつでも使えるようにしないといけない。羽織や道行コートもしまいこんだら使えない。雨コートもそう。いざ！と云う時に出さなければ意味ないしね。
そうなるとますます上手に収納を考えないと。多分に自室は収納に関しては充分なスペースがあるんです。でもだんだん収まりきらないほど着物関係が増えてきた、のは問題。増やさなきゃ良いのにねえ。そうだわ。増やさなければいいのだわ！って。簡単じゃないのよね。でも減っても行く。確実に。化繊や木綿は人にあげたりする。飽きるからかな。でもその分だと増やす。総量は変わらないという事実。
そうだわ。例の店で単衣を売りに出そうかしら？半幅帯も新品が沢山あるから安く譲ったらだれか着てくれないかしら？
そんなことを想いつつ、衣替えをやっと終わらせました。洋服の方はもういくらもないので捨てるばかり。
また誰かに「贅沢な悩み！」だと怒られそうですね。