気まぐれ猫と音楽だらけの暮らし

マイフェバレット満載!好きなことしかしない気まま気まぐれでもちょっとセンチメンタルな、お話ばかりですが、聞いて!

落ち込んでいる友人と話す

2012-02-12 21:52:14 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに友人から電話がある。同じボウリング場で投げていた仲間で、避難の途中ではぐれてしまった人だ。面倒見が良くてまじめでいつも明るくて・・・でも電話の声は凄く暗くて小さくて元気がないですってすぐにわかる感じ。

 いわき市で独りで暮らしているとの事。それじゃあ趣味のボウリングをすればいいのにと思うのだが、ボールは警戒区域に置いたままなので無理だとか。一式揃えるのは数万かかりますからね。義捐金や失業保険でそんなことしていいのか?っていう気持ちもあるみたいで。良いのに。

 コミュニティーで悩むのは相手が求めないからで、押し付けても無理ってこと。特にうつ病の人は第一歩が難しいのですよ。

 今回の震災で本当の自分と向き合ってしまう人、深く考えすぎて動けなくなってどうにもならなくなって・・という人も多いみたい。

 この友人にも何度かメールしていたのに返信がないから大丈夫かなあと思っていたけど、「メール返せなくてごめんね。でもありがと」って言われて、私も押し付けたわけじゃなくってごめんねって言って。

 これから本当に先が見えない中、孤独になると大変だよね。精神的慰謝料は高くするべき。生活の保障が無ければどうにもならない。

 政府も東電ももう少し迅速にしてもらわないと、除染だの復興だのってきれいごと言い過ぎ。

 それよりも、動ける場所・働ける場所が欲しい。生き生きと生活できる環境が必要だと思う。