![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d7/6f436ae11636e797c6bab455aed6219a.jpg)
サチエ(小林聡美)はフィンランドの都市、
ヘルシンキで「かもめ食堂」という名の日本食の小さな店を営んでいる。
ある日カフェにやってきた日本かぶれの青年に「ガッチャマンの歌の歌詞」を質問されるが、
思い出せず悶々としていると、町の書店で背の高い日本人女性ミドリ(片桐はいり)を見かける。
もしや、と思い試しに「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい!」と話しかけると、
見事に全歌詞を書き上げるではないか。
旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった…
というミドリに「何かを感じた」サチエは、彼女を家に招き入れ、やがて食堂で働いてもらう事に。
一方、マサコ(もたいまさこ)は両親の看護という人生の大役を務め終え、
息抜きにフィンランドにたどり着いたものの、空港で荷物を紛失されてしまう。
空港が荷物を探す間にかもめ食堂へとたどりつく。
生い立ちも性格も年齢も違う3人の女性が、奇妙な巡り合わせでかもめ食堂に集まった…。
小林聡美はCMやドラマでよく見るが、彼女のスクリーンでの演技はなかなかいい。
他の出演者も非常に個性的な女優だけど、それがとてもうまく演出されている。
のんびり、ゆったりした感じでストーリーは展開していく。それがとても心地よい。
ひたむきに実直に食堂を経営する彼女に、ヘルシンキの人たちがゴハンを食べに来るようになる。
最初は閑古鳥が鳴いていたけれど、やがて評判を呼び、食堂は満席に。。。
お店をやるって大変だよね。
背筋をしゃきっとして観る映画でした。
食べ物屋さんってええなあ。