Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

14円で死んだかもしれない

2007-09-18 17:19:36 | ThinkAbout..
いやいや、ダルダルの極み、日月ウエーブしすぎっす(ーー;)

襲い来る睡魔、集中力減衰、日焼けで顔パン、手のひらウスウス、彼女の定期入れにウスウス0.1ミリ。

しかしよく乗りました。体力も必要だけど、手の皮がもっと厚ければ。。グローブは必要かもですね。

さて、昨日のトラブル話を披露しましょう。

ジャイブしたあとセイルを引き込むとジョイントが前後してるような挙動を感じる。
ウオーターするとき、テイルに乗っかるはずのないブームがテイルに乗ってる。
アウトで大爆走してるとき何故かスピンアウトが頻繁に起こる。

は!!!!ジョイントトラブルやん!

沈してジョイント確認!ゴムよし!シートよし!破損なし!よし!

『??????』

ベースが緩んで移動してるわけじゃない。
ブームジョーが緩んで高さが下がったか??

チェックしたけど全て正常。

なんか狐にだまされた感じでまた乗り始めた。

波に乗ってジャイブしてアウトに戻るときジャンプした。
明らかにボードコントロールができない。
着水して、ジョイント付近を見てみた。

『!!!!!★△*□$▽&&!!』

ジョイントのゴムが、ベースの受けのカップリングから完全に外れてるっちゃ!!
万が一のときのためのシートでリグとボードがつながってるだけ。
『いやいや、案外外れててもセイリングできるんだな』と感心感心。
と同時に、いきなり襲いかかる大不安に一気に戦意喪失、セイリング不能状態に。

そりゃ焦りまっせ!
先週のトム事故再来!に近い状況ですねん。

なんとか誤魔化しセイリング&泳ぎ&巻かれ&流され⇒ビーチ到着

どうなっていたかというと、、まずジョイントの構造を説明しましょう。
円柱硬質ゴムの側面にφ4.5ミリほどの穴が貫通しているんだけど、
ゴムとカップリングをドッキングさせて、その穴にM4×35のネジを通しナットで締め上げて固定している。
そのネジがついていなかった。
おそらくナットが緩んだうえ、オイラの派手なプッシュループやダブルフォワードの衝撃で外れたんだろう。

でもね、そのベースは2ヶ月前に購入したものだ。
樹脂の緩み止めをナットの中に装着してるのでナットは外れないだろう、っていう認識がある。
製造の段階での締め忘れだ。
パートのオバチャンが隣のダンナとのホテル情事を思い出しながらオレのジョイントを組み立てたんだ。
しかも、出荷検査のお姉ちゃんは、ちょうどナットの緩みを検査するとき、セフレからの携帯メールがあったんだ。
そのジョイントをオイラはお買い上げしちゃったのだ。

もし、これがクロスオフのコンディションならオイラは死んでるよ~!
冬の弁財天なら笑い事じゃ済みませんよ~!

その後も乗りたかったので、故障状況は画像に撮らなかった。
ネジは14円。14円が命を左右する。

ウインドサーフなど世界マーケットからいうとその生産量は取るに足らない。
一般の製造メーカーに比べるとかなり弱小で、そういうときにその信頼は一気に失墜する。


ウインドのメカニカル部品はやばいよ。
買ったら検証しましょう。
でも、なんでユーザーが検証するのかね?