
川島直美がトスカーナで結婚式を挙げた。
理由を聞くと、『ブドウ畑に囲まれて式を挙げたい』だったそうだ。
血がワインでできてると公言するくらいだから、
本当にワインが好きなんだろう。
彼女はソムリエのダンナと毎日高価なワインを飲むだろうが、
普通の会社員のオイラは彼らより一桁値段が安いのを求める。
で、安くて美味しいのを見つけた。
ご紹介しましょう。
『ビリッロ』というワインだ。
マレンマというのは、トスカーナの沿岸地帯で
スヴェレート地区のトゥアリータ、
ボルゲリ地区のサッシカイア、オルネライア、カ・マルカンダなど、
名だたるスーパートスカンが生まれる銘醸ワインの産地である。
とはいえ、これらのワインは、
サッシカイア → 14200円
オルネライア → 15300円
カ・マルカンダ → 12600円
毎日は飲めない、どれも高価なものばかり。
そんなマレンマ地区において、超お値打ちワインがある。
それがビリッロというワインである。
しかも、2006年は2005年を上回る良い年と言われている。
その2006を、自宅から自転車10分のところのイタリアンレストランで発見した。
っつうか、そこで飲んで初めて分かった。
(WEBサイトからの評価を失敬します)
完熟した凝縮度の高いブドウから造られた、完成度の高い1本。
カシス、ナツメグなどのアロマ。
滑らかな舌触りで余韻も長く、際だったブドウの旨みを感じる味わい。
トスカーナの貴族「レ・コルティ家」が所有するワイナリーが、「テヌータ・マルシリアーナ」。
2,500haという広大な土地を所有しながら、オーナーはあえてその中でも、
わずか18haのみの最良の地をブドウ畑として選んだ。
そんなマルシリアーナの素晴らしさを手軽に味わえるワインが
この「テヌータ・マルシリアーナ・ビリッロ」。
さて、そのレストランとは茅ヶ崎駅北口にある『ハリハリ食堂』である。
食事は間違いなく美味しい。
ウッディーな店内にはJAZZがBGM。
ボリュームがあって安く、しかも美味しいから値段に対して満足感が凄くある。
ひと品ひと品、心をこめて作ってるって感じがする。
味付けがナチュラルなのでワインと喧嘩しない。
ワインが食事を引き立たせ、食事がワインを引き立たせる。
ビリッロはネット格安で2400円で買える。
これを店で飲むと恐らく6000円~7000円が妥当だろうな。
ハリハリではこれを3400円で提供してる。
飲まなきゃソンソン!のワインなのだ。
土曜日の日中スタンドアップで波乗りして、
それから地元のウインド仲間とそのイタリアンへ行った。
その日はフランスの白を飲んだが、
オイラ的にはイタリアの赤がいいかも。
とにかくいろいろたくさん飲むのがよろしい。
飲まないとわからない。
少ししか飲まなくて評論するのはおかしい。
川島直美は毎日相当量飲んでいるので評論できるのだ。
なので川島ファンとしてはOK!