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Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

It's been a hard day's night オパーイモミモミ救助

2010-07-26 23:33:43 | surfin'


オイラの一足早い10日間の夏休みは本日月曜で終了。
最終の26日は茨城サーフトリップ。

波はコシ~微妙にヘソ。
かなりしょぼかったが波なし熱帯湘南から逃げたく早漏、もとい、候。

9’0”と6’3”の両方で遊ぶ。
6’3”は正直あまり積極的には使っていない。
だってパドルが大変なのだ。
でも茨城のそのポイント(ほぼ大洗)で、初めてアップスンダウンを繰り返しできた。
こいつは面白い!!
ウインドのただの直線プレーニングより全然楽しい。
やっぱり波はええもんだ。

そこはとても宮崎に似てる。
サーフィンにはとても良いロケーション。
南西がスタボーサイドだろうか、そうなったら素晴らしいウエーブができそうだ。

4時前に帰路についた。

国道から高速に乗るため交差点で右折待ちをしていた。
対向車線の軽自動車が左折して高速入り口に差し掛かろうとしていたその矢先、
後続のワンボックスが左折し始めたその軽の左後方に追突した。
軽は反動で弾き飛ばされた。
4輪が必死にアスファルトをグリップしていたが、飛ばされる方向に対して横を向いてしまったので、
そのまま左2輪だけ空に浮いた。
軽は45度の角度を数秒間保持していた。
元に戻るかと思ったが、所詮軽の軽さでは元に戻らずそのまま横転した。

オイラは右折待ちで前に10台ほどいて、その距離でその一部始終を眺めていた。
しばらくして横転した軽の助手席のドアが開き、白い腕が4本見えた。
乗っていたのは女の子二人だ。
軽といえども、女性2人でドアを『上』に全開するのは重すぎて不可能。
途中まで開いては閉まり、また開けて上に上げては閉まり、を繰り返す。

彼女たちが横転した場所はまさに交差点で、交通量がとても多いのだが、
誰一人、車一台とも止まって彼女たちを救助しようとはしない。
右折待ちをしているオイラは、車が横転した光景より、
人々が無視する光景に愕然としてしまった。

これは県民性なのか、関東圏人性なのか、国民気質なのか??

オイラはやっと右折し、すぐにハザードをつけて路肩に車を置き、
交差点の中央に走っていった。
まずドアを開け、たかく上でキープして、
『怪我は無いか?』と聞いた。
車はすでに廃車確定の状況で、ボディーも、車内もグチャグチャになっていた。
『怪我はないです』二人とも外傷はない。 それと大きくパニックにもなってない。
2人とも22、3歳の女の子で、今時の娘だった。

横になった車から脱出するのは結構大変そうで時間がかかりそうだった。

その間に他の車に追突されたらオイラ含め思い切り二次災害である。
もたもたしてる余裕は無い。

『抱き上げるからな。身体触るぞ。』

彼女たちの脇に手をあてて持ち上げた。
彼女たちは袖なしのワンピースだったので、素肌に触れなくてはいけなかったのだ。

思い切り握るのはブームくらいしかないので、
他人のしかも若い女の子の脇をぐっと持つのは、日常ではまずない。
彼女たちを思い切り高く上げる。
オイラは万歳三唱の格好になるので、必然的に彼女たちのオパーイに一瞬顔を埋める体勢になる。

若い可愛い女の子のオパーイに顔を沈める。しかも交差点のど真ん中で!

とてもとても嬉しい!!!!! と心の中で大絶叫したが、
一瞬これは大事故の最中なんだ!とわれに返る。

次に2人目を高いタカーイする。 オパーイに顔を沈める。
またもやスゲー嬉しい!嬉しすぎる!!! オイラ、二次災害で他の車に轢かれていいかも!!
いやいや!これは大事故の最中なんだ!とまたまたわれに返る。

2人を車外へ出し、助手席ダッシュボードの下に手を伸ばし発炎筒取り出す。
発煙させて道路に置く。

ひとまず救出作業が完了した。

さて、追突した車だが、交差点角に車を置いていた。
何人かその場にいて、運転手が誰だかわからない。

オイラは交差点真ん中から、『運転手は誰なんだ!!!』と叫んだ。

ハイ、とばかり手を上げたオッサンがいた。

『警察電話したのか!!!救急車は呼んだのか!!!』と大声で叫んだ。

『今これから呼ぼうと。。。』

『早くしろよ!!!!』

そのオッサンの表情や立ち姿があまり普通には見えなかった。
そのワンボックスには知的障害の人たちが乗り合わせていたのだ。
運転手も然りだった。
だから事故を起こした自分らがどう対処したらよいかわからなかったんだろう。
とても切ない気分になった。

でも交通社会では全ての車が公平に扱われる。
道交法では事故を起こしたときの対処法を免許取得時に義務付けるべきなのだ。

いずれ彼らは悪意のある人々ではないので、オイラはその場を立ち去ってももう大丈夫だと思った。

『今、警察来るからあとは大丈夫。車だいなしで大変だけどがんばって。』

そういってその事故現場を後にした。

そのとき見上げた空は、夏の日差しがまったく無くなり、
まさに寒冷前線が頭上、という感じだった。

常磐道に乗り、ものの数分、嵐がやってきた。
帰宅してからのニュースで知ったが、水戸付近は雨量27ミリだったらしい。
その27ミリ、なんと15分間の雨量だったらしい。
雷鳴が轟き、5時前で真っ暗になり、3.2ゲロオーバーの風。
車のボディーを直撃する小石大のヒョウの攻撃。

ちょっと後悔した。
彼女たちの車の中はあらゆるものビショビショに濡れて、
彼女たちも『なんでこんな目にあわなくちゃいけないの?』というくらい雨に打たれたに違いない。
オイラがもう少しいれば、オイラの車に避難させてやれたのになあ。

夏休みの思い出は、あまりパッとしないウインドとサーフィンで終わると思っていたら、
最後の最後に2人のオパーイ顔埋めである。

ちゃんと正しいことをすれば、ご褒美がある。という自然界の摂理に違いない。

家に着く間際の1国の原宿交差点付近、ここでもゲリラ豪雨にミートした。
あんな雨、人生で初めてだったかもしれん。

とにかく色々とイロイロと、ハードな1日でした。
It's been a hard day's night!