ランニング初めて40日。
週3日ペースで、150キロ走破。
一回のランの平均8~10キロ。
さてランニングがウインドサーフにどのような効果があったか実験レポートしてみよう。
まず自分自身の身体について。
体重はほとんど変わらず。
59キロ前後が58.5キロ前後。
ウンチ前後くらいの差しかない。
なんでだ? はあ~、飲んで食ってる量は変わらんのになあ。。
体脂肪はよくわからん。脂肪計は測るたびに数値が変わるんだよ。
その壊れてるかもしれない計測で15%くらい。
腹回りはベルトの穴が1つ半分凹んだぞい。
さて、実験日は11月2日。
西南西の風、4.2~4.5㎡。
自分は4.8㎡。
吹き始めから日没前16:30まで3時間弱、ほぼノンストップ。
波は腰腹のジャンク。波まとまらず乗りづらい。
さすがにアウトのジャイブは真剣モード。
ブーム手を放してしまうと道具が風下にぶっ飛んでしまうくらい吹いてる。
こういうとき軽量なオイラは本当に不利だよ。
でも確かにビーチは砂嵐だったよ。冬並みに吹いてた。
さて、ウインドしてる間、常に不安があった。
それはランニングで痛めた右膝なんだね。
オーバーワークが祟ったんだ。
前日の1日に病院に行ってブロック注射してもらったよ。
キシロカインっていう麻酔だ。
これが痛いのなんのって、
チクリの後に、ズドーンと鉛のように重い鈍痛に襲われる。
アブラ汗まみれになったよ。
これは痛みを取るだけで、膝自体が治るわけじゃない。
だから、波でジャンプしないように、チョップを舐めるように走って、
膝にショックを与えないようにした。
走った結果、膝を痛めたというマイナスはあるけれど、
総体的にはオーバーセイルにちと強くなったかも。
いやいや、強くなった気だね。
普通に板暴れまくりだし、スラスターなのにフィン抜けまくったし。
でも、アウトに出ても、「こんなのへっちゃら!」「もっと吹いてみやがれ!」的な気はあった。
たぶんそれが最も重要な獲得物だったかもね。
あとひとつ、ボトムターンで板がコンパスで円を描くように回っていった。
膝の入りが柔軟性が増して良くなったかも。
まあそれも気のせいかもしれないど、その気が大事かなと。
つまり、走ることで自分の身体に対する自信を得ることができる、です。
80%の力や技量が120%発揮できるんではなく、
いつも50%しか出せない人が80%出せる、そんな感じ。
まじにやるならちゃんと筋トレしないとね。
でも、やっぱりね、走ってウインドがどうなるかというと、一言で言うともっと楽しくなる、だ。
世の中のスポーツ、いや、人類の営みの中で最も刺激的で官能的で爆発的に永劫に楽しい、と思ったよ。