(モノフィルムのクリア作戦は今週末か来週中に行いますです)
セイルメーカーに生産技術部門があるなら、オイラがそこで働くなら、
VE(ヴァリュー・エンジニアリング)を行ってみたい。
VEとは、製品価値を高めることを切り口としたコストダウン手法である。
コストダウンを目的とすると、ユーザーが満足しない結果となってしまうから、
製品の価値を高めることで販売力を高め、重要度や削除点を明確にし、
更なる量産が期待できることで、価格を下げることである。
ウインドサーフィンセイルの基本機能は、
『風を動力に換え、ボードに伝達する』ことである。
2次機能として、
①ハンドリング(軽量、縦横比、ドラフト深さ)
②風域の広さ(リーチの開き具合、リーチ形状)
が最重要視されているはず。
そこで絶対忘れてならないことは、ユーザー要求。
これには
①デザイン
②耐久性(破壊、破損)
③耐経年劣化
が入る。
メーカーは③耐経年劣化を忘れてないか?
恐らく経年劣化を無視できるくらい、性能開発が各社で進んでいる。
普通に使って、4.0㎡なら冬の1シーズン20回使うとして
あっという間にセイルは砂に叩かれ、その傷の間には埃や砂粒子が硬くこびりつく。
それは当然、ウインドの宿命、どうせまた買い換えるんだろう的発想では
ウインド人口の増加するら望めない。
メーカーの製品ポリシー自体がこのスポーツの衰退を招いていないか??
この経年劣化、つまり視界を主とした五感へ訴える快適性を改良することだって
十分な機能改善なのだ。
具体的な話に移ると、
日立だっけ? iPhone用の樹脂ケースを開発しリリース寸前というニュースが入ってきた。
樹脂への塗膜に付いた傷が時間ともに消えるというものだ。
他に身近なものとして、やはりスマートフォン関係だが、
ディスプレイ保護フィルムはほぼモノフィルム素材なのでは?
そのフィルム自体、傷が付きづらく、光の反射を防いでいる。
たぶん、恐らく、それが実用的だと思われる。
傷が付きづらいとうたっている製品は、コーティングしている。
このコーティングはもちろん液体を塗っているわけではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/03/60bbdd10f6ee99af24c1ba60950a8377.jpg)
(透過率94%! オイラのセイル50%以下???)
真空蒸着という工法を使う。
真空槽でフィルムを減圧する。その真空環境で金属など蒸発させ、
フィルムに薄膜を形成するというやり方。
ヘッドライトの内側はミラーになっているけど、樹脂に真空蒸着させているんだね。
薄くて均一で密着性の高いコーティングができる。
例を挙げると、サングラスのレンズ・自動車のバックミラー、
ヘッドライトのコーティング・携帯電話に使用する水晶振動子・カナダの50ドル紙幣(偽札防止)なんかだ。
サングラスはレイバンもボンジッパーもグッチもなんでもかんでもだ。真空技術成果品なんだね。
他にスパッタリング工法も採用できる。
同じく真空環境で、生成膜の材料となるもモノにプラズマ中のイオンをぶつけ、
その反動で飛び出す分子をフィルム上に成膜するという技術。
金属系コーティングって硬く思われるが、
ポテトチップスの袋の内側も同じ工法。しなやかで柔らかいでしょ。
撥水性、もしくは親水性をちゃんと維持できる。
モノフィルムの製造元はどこなんだろう?
デュポン?三菱?帝人?
セイルメーカーが既存のモノフィルムを購入しているんだろうな。
素材メーカーに要望を出さないといいものは生まれない。
そして素材メーカーがコーティング技術を他に依頼しなくてはならない。
依頼するところはCHIGASAKI、shonann、japanです。
あとつまらんモデルチェンジしなけりゃ、なんぼでもコストダウンできるって!
これでビジネスしちゃうか!
新しいことやらないと、日本から会社なくなっちゃうしね!
セイルメーカーに生産技術部門があるなら、オイラがそこで働くなら、
VE(ヴァリュー・エンジニアリング)を行ってみたい。
VEとは、製品価値を高めることを切り口としたコストダウン手法である。
コストダウンを目的とすると、ユーザーが満足しない結果となってしまうから、
製品の価値を高めることで販売力を高め、重要度や削除点を明確にし、
更なる量産が期待できることで、価格を下げることである。
ウインドサーフィンセイルの基本機能は、
『風を動力に換え、ボードに伝達する』ことである。
2次機能として、
①ハンドリング(軽量、縦横比、ドラフト深さ)
②風域の広さ(リーチの開き具合、リーチ形状)
が最重要視されているはず。
そこで絶対忘れてならないことは、ユーザー要求。
これには
①デザイン
②耐久性(破壊、破損)
③耐経年劣化
が入る。
メーカーは③耐経年劣化を忘れてないか?
恐らく経年劣化を無視できるくらい、性能開発が各社で進んでいる。
普通に使って、4.0㎡なら冬の1シーズン20回使うとして
あっという間にセイルは砂に叩かれ、その傷の間には埃や砂粒子が硬くこびりつく。
それは当然、ウインドの宿命、どうせまた買い換えるんだろう的発想では
ウインド人口の増加するら望めない。
メーカーの製品ポリシー自体がこのスポーツの衰退を招いていないか??
この経年劣化、つまり視界を主とした五感へ訴える快適性を改良することだって
十分な機能改善なのだ。
具体的な話に移ると、
日立だっけ? iPhone用の樹脂ケースを開発しリリース寸前というニュースが入ってきた。
樹脂への塗膜に付いた傷が時間ともに消えるというものだ。
他に身近なものとして、やはりスマートフォン関係だが、
ディスプレイ保護フィルムはほぼモノフィルム素材なのでは?
そのフィルム自体、傷が付きづらく、光の反射を防いでいる。
たぶん、恐らく、それが実用的だと思われる。
傷が付きづらいとうたっている製品は、コーティングしている。
このコーティングはもちろん液体を塗っているわけではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/03/60bbdd10f6ee99af24c1ba60950a8377.jpg)
(透過率94%! オイラのセイル50%以下???)
真空蒸着という工法を使う。
真空槽でフィルムを減圧する。その真空環境で金属など蒸発させ、
フィルムに薄膜を形成するというやり方。
ヘッドライトの内側はミラーになっているけど、樹脂に真空蒸着させているんだね。
薄くて均一で密着性の高いコーティングができる。
例を挙げると、サングラスのレンズ・自動車のバックミラー、
ヘッドライトのコーティング・携帯電話に使用する水晶振動子・カナダの50ドル紙幣(偽札防止)なんかだ。
サングラスはレイバンもボンジッパーもグッチもなんでもかんでもだ。真空技術成果品なんだね。
他にスパッタリング工法も採用できる。
同じく真空環境で、生成膜の材料となるもモノにプラズマ中のイオンをぶつけ、
その反動で飛び出す分子をフィルム上に成膜するという技術。
金属系コーティングって硬く思われるが、
ポテトチップスの袋の内側も同じ工法。しなやかで柔らかいでしょ。
撥水性、もしくは親水性をちゃんと維持できる。
モノフィルムの製造元はどこなんだろう?
デュポン?三菱?帝人?
セイルメーカーが既存のモノフィルムを購入しているんだろうな。
素材メーカーに要望を出さないといいものは生まれない。
そして素材メーカーがコーティング技術を他に依頼しなくてはならない。
依頼するところはCHIGASAKI、shonann、japanです。
あとつまらんモデルチェンジしなけりゃ、なんぼでもコストダウンできるって!
これでビジネスしちゃうか!
新しいことやらないと、日本から会社なくなっちゃうしね!
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