(ジェリー・ロペス@パイプライン 超有名な写真。ブレイクする波に神の横顔が写る。
波の神に見守られてライディングする偉大なサーファー。)
何かに支配されて生きる。
何かと言うのは、利益や評価や臆病や神経質や過度な期待や無用な駆引き、
そして夫婦間の喧噪や恋人同士の疑心。
それらに支配されて生きるのをやめた。
あるいはある日にやめている。
あるいはあの日にやめてしまった。
周囲に傾倒するのではなく、真面目に自分を見つめる。
地面から足を離さず、ただ人生を楽しめばよい。
水は高いところから低いところへ流れる。
これを『如水』という。
水の如く、すなわち水のように流れ、ただ在れ。
これは無責任さとは異なる。
己がすべきことを全うし、己を確立することでもある。
それはヨーガの精神世界に到達する。
『人生のゴールは、生きながらにして死や痛み、悲しみ、老化、病気から解放され、
そして再生する、ここに到達することじゃないだろうか。
私はヨーガと出会って、真実と自分の本質を発見し、自分は不死であるという認識を持った。
だから死への恐怖を感じることがないんだろうと思う。
同時に魂は不死であることに気付き、至高の存在=神と一体であることを認識した。
これこそヨーガの目標で、ヨーガのサイエンスは真実を見つけ出し、
経験する為の具体的なメソッドなんだ』
この言葉はジェリー・ロペスのものである。
偉大なサーファーは偉大な思想家でもあるのだ。
とても奥深い思想だし、現代人が忘れている感覚でもある。
この説明を彼のワンフレーズの英単語が表している。
『JUST FLOW WITH IT 』
これは、友人から教えてもらった言葉だ。
友人がメールの最終行に記されてあった言葉だ。
最高の波の命ずるままにただ浮かんでいろ、波と一体しろ、という意味だ。
FANTASTIC!
風が命ずるまま風と一体になれ、そして波とも一体になれ、
いるべき時にそこにいろ。
人の出会いも、新しいチャレンジに対しても然り、である。
そして彼の名言をもう一つ 。
【Thought is an act】(考えることも行動のひとつ)
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