ピッチ走法とストライド走法、走り方の名である。
ピッチ走法は歩幅を小さめによりたくさん歩数を稼ぐ走り方。
ストライド走法は歩数を少なめによりたくさん歩幅を稼ぐ走り方。
ストライドの方が脚力が必要なんで、日本人にはピッチが合うと言われている。
ただし、歩幅は必要ないけど、歩数が多いだけに心肺能力、持久力が必要。
この歩幅や歩数はGPSウオッチの加速度センサーにより計測される。
友人とデータ共有することで比較ができる。
ちなみに友人のO君(177㎝くらいか?)と比較してみた。
O君 歩幅 1.05m 歩数168 ペース5分32秒/km
オイラ 歩幅 1.07m 歩数169 ペース5分32秒/km
速さは歩幅×歩数なんで二人とも全く同じである。
これはゆっくり目に快適な速さ。
さて、ここでスピードを上げてレースモードに入ったとする。
O君は歩幅そのままで歩数が多くなる。
反対にオイラは歩幅が1.3mに広がり、歩数はそのまま。
2人の身長には10センチの差がありオイラが小さい。
オイラはどうやらストライド走法のようである。
身長が低く、つまり脚が短いのに歩幅を稼ごうとしている。
これではいくらがんばっても距離がもたない。バテバテギブアップである。
これではいけない。 フル42キロ完走できない。
ピッチ走法を意識しないと!
本番の湘南国際まで2か月。
今更フォーム改造っすかああああ????
しかもド素人のフォーム改造。。。。
ということで、昨夜はゆっくり、じっくり、フォームを確認しながら走ってみた。
距離をたくさん走るだけがトレーニングではない。
調整も立派な重要なトレーニングでやんす。
歩数を増やそうとトライする。
つまり脚が後ろに流れないように、着地した瞬間に大腿部を仮想の壁に当てるようにしてみた。
膝を前に出すのではなく、モモを立てて膝から下を牽引するイメージ。
すると骨盤が前に出て、丹田に力が入る。ケツの穴が締まる。
脚を上体の真下に置いて、上体から大きく離れないようにだ。
まるで背骨にしたに伸びる脚を支配してる気がした。
これあくまでイメージで、人によってはモモを上げる。膝を前に出す。つま先から着地する。などなど。
自分の場合は体軸をしっかり保てるようにモモ壁当て当て作戦が有効なのだ。(たぶん)
効果はとにかく走りが軽く、全く疲れない。
自分でもびっくりするくらい。
そして、いつも通りに走ってみた。
何も意識しないと骨盤がちょっと前傾する感じだ。
すると丹田に力が入らず、「自分」の真下に脚が無い。
脚が身体の支配下になっていない。
全く快適ではないのだよ。
心拍数がバンバン上がる。
結論
闇雲に走っても全くタメにならない。
あらゆるスポーツは必ずと言っていいほど、4つの要因から成る。
体力、技術、道具、精神力。
若者に適わないモノは体力だけ。
あとは年齢は関係ない。
むしろ技術力は経験年数と知恵で上がる。
やっぱ考えてやらないとダメだなあ~
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