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グチャグチャの顔の犬に襲われる警察官

2007-11-02 01:48:22 | ThinkAbout..
今日木曜は、すぱっと会社を休んだ。
会社では椅子に座りっぱなしで、ときには階段を上り下りし、
腰にはいいはずないので思い切って休んだ。

前日に、ウエーブする開業医K氏から心配の電話があって、
状況を説明して、容態を察知してもらった。

ヘルニアや、ナントカ性ナントカ症だと下肢がしびれるし、
仰向けの状態から足が天井に向けて上がらないそうである。
そこまでではなかったので、それなら1週間様子を見ろとのことだった。

その電話1本で精神的にだいぶ楽になった。

ただ、痛みはとれずにイライラするので会社を休んだということだ。

休んだその日、横浜へ向けて車を走らせた。
車に乗ると腰は全く痛くなかった。
江ノ島を抜けて七里を抜けて逗子から横横道路に入った。
その間、携帯で仕事の指示をしたり、指示を受けた。

帰りは南風が上がって、江ノ島では5.3くらいが走ってたな。
ドフラット。

作業は会社で、構築はプライベートで。
仕事を私事に持ち込んでるわけではない。
ウインドのことを仕事中に考えることと同じことだ。

ちょうど転職活動してから1年たつ。
腰が痛くなり、風邪を引き、胃が痛み、異常な睡魔に襲われる。
それはおそらく立ち止まって振り返ろ、ということだと思った。

19時にはベッドに横になり本を読んだり、不思議な夢を見た。
警察官の制服を着たオイラは錆びれた街の川沿いを走っている。
足の裏に道は感じない。
オイラが走ると散歩中の人や、不良中学生が、オイラと目を合わせないように下を向く。
走っていると、背後に殺気を感じる。犬だ。大型の顔がグチャグチャの死体のような犬だ。
オイラは立ち止まってコブシを握り戦闘態勢に入るのだが、そうすると犬はおとなしくなる。
またオイラが走り出すと、異様な形相で追いかけてくる。
それを何回か繰り返しオイラは目を覚ました。
汗グッショリである。

シャワーを浴びて、ビールを飲みながらまた本を読み直す。

ふとあることを考える羽目になった。
いろいろなことは行くべきところへ向かっているのだろうか?
行くべきところは正しい判断の基にある正しいところなのか?

今までは、正しい判断は正しい結果を生み、
正しくない判断は正しくない結果を生むと思っていた。

そうではないということが最近になってやっとわかってきた。

正しい判断は正しくない結果を生み、正しくない判断は正しい結果を生む。

それを、不条理というのだろうが、個々の不条理や、国の不条理や、
そういうものを包括するとバランサブルになる。
大人の世界というやつだ。

オイラはいまだにその中でバタバタするピーターパンである。

1年間を振り返ることは、自分に最も近い人を見続けることに等しくなる。
実在する不条理性を回避するには、
『我々は実際には何一つ選択していないのだ』という謙虚さで、
周到に先を読んでしたたかに進む必要はある。

結局はそれだけなのだ。

ある人が『もちろん』とか『それは大したことではない』と胸を張って答えるとする。
その根底には、不条理を理解した上に成り立つ誠意がある。
それはオイラに果てのない安堵と精神の共有を与える。

振り返ったら、それを得ていた。

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