東名でウインド、海でウインド、乾杯ビールもウインド

１月２３日　菊川ポイント

７５Ｌ、５．１㎡で終日ジャスト。
あまり吹く予報ではなかったのでモウケモン。

風はオン気味だったけど、波はあまりシフトしてなかったので、
フェイスから離れることなく波乗りできますた～。

今年初めてのウエーブはまんずまんずっす。

テイクオフしてその波が消滅することがなく、
仕掛けると必ず乗れたので、上手く乗れたかは別にして、回数は稼げたかな。

さて。
当日、行動を共にしたオナゴ２名。

Ｅ嬢は初めてウエーブボードでサーフィンにトライした。
両足ストラップインのままフェイスにレールを噛ませ、フロントに回した。
板を返してもう一回フロントへ。
いいね～！！
これをクイックに繰り返せばアップスンダウン。
どちらかというとウエーブはリップ１発屋が多いので、
こういうサーフィンチックなウエーブもありだろう。
兎にも角にも、ファーストターンは全ての始まり。
禁断のウエーブライディングの世界へようこそ！っていう感じですな。

Ｓ嬢とはいうと、ウエーブゲレンデに立ってから約２ヶ月強。
最初はビーチスタートもままならなかったのに、
ビーチブレークの波の合間を見極め、普通に板の上に立ち、
普通にセイルを引き込み、普通にハーネスをフックにかけ、
そして風波チョップをものともせずアウトへすっ飛んでいった。
そしてビーチへ戻ってくるとき、知り合い連中の拍手をもって迎えられる。

上達とは自分ができる少し上のコンディションで自分をプッシュすることだ。
それは誰もが知っている。
でもなかなかプッシュできない。
彼女から学ばなくてはいけないことは、自分の中のチキン野郎を排除方法である。
それは強迫観念や義務感でやることではなく、
楽しむことでチキンがどこかへ行ってしまったんだと思う。
それは天性の素質で、かつ、無謀なことはしていない。
彼女は長年のボディーボード経験で勇気と無謀の違いを身体に叩き込んでるはずだからだな。

夜、地元へ帰ってから恒例のビール飲み会をした。
ガッツリ飲み、ガッツリ食って、笑ってアフターウエーブを仲間でシェアする。
『ほんじゃ、おやすみ～』と言って解散し、それぞれ帰宅しベッドに入る。

少なくともその日、その時までは悩みや苦い思い出や嫌なことは忘れる。
いつも遠征のときは、玄関で、ただいま！っていうまでウインドだよ、と仲間に言うが、
そういうハッピーな日は、朝起きてからベッドに入るまでがウエーブライディングなのであるね。

ＴＨＥ　ＤＡＹ　ＩＳ　ＤＯＮＥ！