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爆風スランプの元マネージャーであり、北京で軍隊に銃口を向けられた人であり、
元祖ラッキー1号のパパであり、
そして僕の友人でもある湘南花鳥風月ドドンパ氏がウインドサーフィンを始めた。
彼は逗子の海目の前に住んでいるが、知り合い繋がりで、
鎌倉のSDでスクールを受けられている。
1日目はスターボードの畳ボードを使われたようで、
1日目にして進んだそうである。
2日目は微風なれど、ボードのボリュームを落とし、6.0を乗せたそうだ。
天気も良く、ビギナーコンディションにうまく当たり、まさにラッキー。
話は昔に遡るが、当時、僕は自分の働いていた環境をうまく利用して、
ロックボーカリストを目指す妹と、音楽事務所のM氏を引き合わせる機会があった。
M氏はミュージシャンでもありプロデューサーでもあった。
のちに妹はちょこっとオムニパスCDに参加させてもらえるようになり、
以降、しょっちゅうM氏の人望の厚さや人間の良さを聞いたものである。
M氏は数年前、ガンで他界された。僕と年齢は大きく変わらない。
壮絶な最期だったらしい。
一方、ドドンパ氏は、M氏とともに音楽活動をされていて、
妹たちと同じCDに参加したこともある。
そんなつながりで、妹から紹介を受け、ドドンパ氏と知り合ったわけである。
つまり、M氏つながりであるわけだが、ドドンパ氏も数年前にガンになり、
生存率数パーセントにもかかわらず生還されたという奇跡的な経緯をもつ。
僕は死に直面したことはない。
ウインドやサーフィンやスキーで瞬間的に死を感じることはあっても、
病魔で長い期間死の恐怖にさらされる状態は知らない。
「天国で君に逢えたら」を観ても、そんな地獄から生還された人たちの話を聞いても、
実際自分がその状態にならなければ真実はわからないだろう。
だから、きっとそんなドドンパ氏が体験したウインドサーフィンは実に素晴しかったはずだ。
海面を進んで、そして落ちてはセイルアップを繰り返し、家に帰りシャワーに入り、
まさに神の水のようなビールを飲んだろうと思うだけで、僕は嬉しくなるわけである。
ウインドサーファーやサーファーはよく人にやれやれと伝導しようとする。
ところがエキスパートになると意外と薦めなくなってしまう。
自分の彼女でさえ連れて行かないものだ。
奥さんを連れてく人もほとんど見ない。
それは、このスポーツは、
自ら望まないと実現できないということを身を持って知っているからだ。
いやいや、スポーツに当てはまるものではない。すべてだね。
なので自ら望まれた人には最高の世界が手招きして待ってるでしょう!
夏です。ウインドサーフィンをしましょう!
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