Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

演歌歌手がやってくる ヤア!ヤア!ヤア!

2008-09-04 09:20:42 | ThinkAbout..
とあるバーでのこと。

店の電話が鳴って、店主が受話器を取った。

『3人これからいいですか?』
『はい。だいじょぶです。お名前いただけますか?』
『○○○○○-です』
『お待ちしています』

このようなやりとりがあったようだ。

店主曰く、
『予約するのにフルネーム。しかも大物演歌歌手の名前。
本物来ちゃったりしてね!』

オイラは、ふ~ん とか言って興味なくビールを飲む。
1時間後、ドアが開き、男性2人、女性1人が入ってきた。

本物だ!NHKの演歌の花道で見たことある。

でもそれを知らないと、柳島や南湖の漁師みたいな雰囲気!

彼らの話は声が大きく、耳を立てなくとも聞こえてくる。

『タ●●●●シってあいつ挨拶しねえんだよな。
おれなんかちゃんと挨拶すんのによ、まったくぅ!』
『ホ●●●●●!あのババア、ほんとにムカツクんだよな!』
『歌手生活10周年で記念パーティーやんなかったらさ、●●ちゃんに呼ばれてさ、
いやー、しぼられた、しぼられた!』

『●●と口論になってついつい◎ったら、●●が●●ちゃってさ、いてーのなんの!』
すると付き人の若いのが、
『それは大きな声で言っちゃだめですよ!
それに、ミ●●●●と同じですってば!』
と大きな声で制止した。

オレはもう楽しくて楽しくて、鼻からビールを流しながら聞いていた。
一緒の輪に入りてー!!

ところで、なぜ湘南の砂混じりの街に飲みにやってきたのか??

さて。
その前日は、先日アドマチックの舞台になったサザン通り商店街で、
シマダイスケと鬚男爵がラジカルという番組の収録をしていたという。
それは友人が見かけたのだが、
『なんで鬚男爵ってわかったんだ?』と聞いたら、
あのルネッサンス風衣装でワイングラスを持っていたから、だと!

思い切り納得である。



なんかこの街はお笑い方向に??

8月終わりの OH!クラウディア

2008-09-01 18:16:01 | インポート

(かっちょいいべ!!)

8月の最終日、茅ヶ崎R134沿いにあるPOPSで、
地元のヴォーカリストKOUのライブがあった。

夕方、新調したビーチクルーザー「びーちく号」で向かう。
びーちく君はあまりにもカッコよく、サイクリングロードで記念撮影「パシャッ!!」


彼(びーちくじゃなくKOUさん)はFM局のDJもこなし、
ワインのソムリエとして都内の試飲会にこまめに足を運び、
自ら営むBARはライブの日以外は年中無休という多忙アーティスト。

彼とは一緒に飲んだり、家でBBQをするほどになったので、
オイラ達はライブには単なる客ではなく、みんなで盛り上がろう!という感じで参加した。
そう、まさに参加という表現がいいね。
曲が終わって拍手をするパターンではなく、終始、歓声と絶叫でドンチャン騒ぎ。
こんな楽しいライブは初めてで、本当にいい夏の思い出になった。

会社の後輩や、地元のサーファーや、地元や鎌倉のきれいどころの姉ちゃんたち、
総勢9名で参加。
みんなノンベエで、支払いが9万にも及んだ。(翌日財布空っぽで大反省)

さてさて、ライブのロケーションとして、POPSは湘南ナンバー1である。
バックには夕陽に染まる江の島とエボシ岩。
海の家では、すでに撤収の片付けが始まっている。 ⇒切ない
パークからは本物の花火が上がる。毎年のことだが花火師がBBQをしてるのだ。

少しセンチメンタルになる風景をバックに、
リトル・リチャードのトゥッティー・フルーティーが披露される。
jazzバンド構成ながら、ドライブがギンギンにきいたロックンロール。
さすがもとハードロッカー。

ラストは、サザンをリスペクトして、オー・クラウディア。
恋をしていたのは~ 去年の夏のことさ~ (いやー、たまんねっす)
過ぎた夏を波打ち際で回想する、まさに茅ケ崎で聞くべき茅ケ崎が生んだ名曲を
茅ヶ崎の海辺で、桑田氏の実家のそばで、8月31日に締めくくる。
問答無用、間違いなしの選曲。心憎いばかりだ。


こうやって2008年の夏は
大量のワインと張りのきいたパーカッションのリズムで終わりを告げた。

暑かったけど、短かったよね、夏。
(いやいや、長かったなー)