グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

30年目に。成ったアボガド。

2022-10-16 00:14:59 | Weblog
30年目に。成ったアボガド。

「やりましたね、課長。」

「ああ。やっとだ。」

「ながかったですね。」

「ああ。やっとだもの。」

「何年かかりましたか、正確には」

「30年。30年だ。」

「でかくなりましたよねー」

「ああ、30回目の春、30回の夏・30回の秋・29回の冬だ。」

「ご報告されますか。」

「うん。まっておられるからな。」

「本日仕事明けなら、ご一緒できますが」

「おお。それはありがとう。甘木・元主任も喜ばれるよ。」

「では、お花でもかってきましょう。」

「すまんね。領収はもらっといてくれ。あとで精算する。」

「では、17時すぎに。」

「よし。線香は手元にあるから。なっ。」

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なーんていうふうな会話があったのかもしれないな と、つい
つい妄想しちゃったのは、2010年の地方新聞に掲載された
この写真付きの記事。。

         アボガド.jpg

そうなんです ↑ 宮崎の植物園に露地植えされたアボガドの
樹に、植えられて30年後にはじめてアボガドの実がなった

いうニュースを 目にした時です。

いまとなっては当時の状況は想像するしかないわけではありますが、
このプロジェクトを計画された方は きっとうれしいでしょうね~。

ということで今回は、前回のアボガドの発芽の話[こちら]関連とし
て、2010年の宮崎県の植物園からのニュースをもとにした創作
妄想の回となりました。


晴れ そんな植物園や試験場の職場の気分をあらわした回は こちら
  お茶と茶試験場に関する話ですが、よろしかったら。
 

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」



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