なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

決める時に決めなくては・・・

2008-08-08 22:47:43 | Weblog
 昨日の「先が思い遣られる」へのGO!様のコメント有難うございます。
 確かに自分の子どもはでていませんが、高校の後輩が監督をしていていたり、選手だったり・・・ともかく好きなスポーツなので気になります。
 最大の敗因は「決める時に決められない」事でしょうね。
 それだけかというと、そうでもなくていろいろありそうですが、、、
 「決める時に・・・」のみを言うとあまりにも潔すぎる。
 レフェリーの件とか・・・アメリカに作戦負けしたとか・・・
 確かシドニーの時もアメリカには作戦負けしている。
 あの時はベスト8の戦いで、ともかくアメリカに徹底的にサイドを攻められた記憶がある。
 巧いとか、強いとかではなく、徹底して作戦を遂行するという感じでした。
 今回は明らかに後半勝負の作戦。
 ですから日本はそれに合せて後半勝負にかけるか、あるいは消極的なあいてに徹底的に攻めの体勢を敷くかのどちらかだったのに、中盤を厚くしてやや守りながら攻めるという半端な感じ・・・
 あのフォーメーションでうまくいったことが・・・記憶に無い・・・それよりあれは嫌いです。
 結果を恐れず、まずは自分たちの力を出さなくてはいけないのに・・・まだ世界ランキングを云々するようなレベルでは無いでしょう。
 ともかく精一杯やって、結果は結果で。

 と、ここまで書いてきてふと考えると、、、自分の碁のことを考えるとあまり偉そうなことは言えないことに、、、。
 マアしかし、世界の舞台で戦うレベルと、ローカルなネット碁とか碁会所のザル碁ですから、比較して遠慮するのも恥ずかしいくらいですから言いたい事を言わなければストレスが溜まります。
 碁に関して言うとこちらにも「決める時に決めなくてはいけない」はある。
 それも、少なくとも局後に自覚できるものは少なくて、気がつかなくて見過ごしているものが多いだろう。
 プロの先生の指導碁の後に指摘されたり
 仲間と打っているのをプロの先生が見ていて後で教えてもらったり、、、
 「あそこでこう打てば・・・」「ここに打っていいれば・・・」
 守るにせよ攻めるにせよ急所を外してはいけない。
 そんなことはとうに分かっていることでしょうが・・・「言葉で分かっている」からといって「決定力不足」というものは解消されるわけでもない。
 ザル碁が急所を外すのが改善されるわけでもない。
 してみるとこれは永遠のテーマでしょう
  北京ーロンドンーと続き・・・
 ザル碁の方は私が墓に入るまで続きそうです。