なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

オリンピックは1勝1敗

2008-08-25 17:46:13 | Weblog
 オリンピックでの成績ではなくて、期間中のネット碁対局の成績です。
  私はオリンピックとは関係ないのですが、もしかしたら成績には多少の関連はあるかもしれません。
  1敗については「ナガラ」の話で書きました。
 これはその後、心を入れ替えて?打った1勝の方の話
 いずれにせよ長い期間中は1勝1敗でした。
  マア、心を入れ替えたから勝てたかどうかは分からない、と言うより、これは少し自分中心の見方でしょうか。
 1対1のスポーツにせよ囲碁にせよ、ゲームの内容とは別に勝負が存在する事だってあるでしょう。
 自分のコンディションが良くなくても相手がそれ以上に悪い事だってあるし、その逆に万全の体勢で臨んでも、相手もそれ以上だったりすることもある。
 そういう意味で「心を入れ替えて」勝ったというのはこちら側だけの内輪の話。
 そういう要素はあったにしても50%分でしかない
 もしそれを全面に出してしまうと、勝ち負けはこちらの心がけ次第で決まるみたいな調子でしょう。

 そういえば、昔従兄弟に色紙を書かせたら・・・
  高校サッカーでは名前が知れていますが、親戚付き合いの中では同じ世代の年下の弟分的な位置。
 私の父の葬式に来てくれて、火葬場での待ち時間に甥っ子に色紙を用意させて、この従兄弟に書いてもらったことがある。
 マア言葉としては陳腐ですが・・・「人事を尽くして天命を待つ」
  ザルレベルであっても、囲碁に限らず勝負事はこれですね。
 相手があることですが、取り敢えずは自分の準備は怠らない。
 ネット碁にたいした準備は無いのですが、少なくとも「ナガラ」はしない。
 気持ちを落ち着ける・集中する。
 マア直前に囲碁の本を読むのは一夜漬けとか受験会場での悪あがきの類に近いからこれは要素から除外。
 それと私はパソコンの側にペットボトルと扇子が必需品
 あ、それから緊急事態?に備えてポケットにミオコールスプレー(血管格調)
  終盤の競り合いのときにドキドキが高まった時に、気持ちも体も静まります
 
 さてこの日の相手は向こう先白からコミ4目半
 初めての対局の人で、白からコミを出すのは気持ちの上では負担です。
  打っていて、向こう先と言ってもこちらが隙があれば突かれそうな感じの打ち方です。
 この碁は大変細かくなりそうな碁で、終盤少し良さそうなんだけれどはっきりしない。
 後手いち、半コウツギ・・・全てのヨセを打ち終わって、「終局要請ボタン」を押したはずなのに、「一時中断」「打ち掛け」となってる。
 ミスタッチなのか誤作動?・・・いやキーボードを間違えたのでしょうね。
 あわてて「対局再開要請」を繰り返し・・・相手が応じてくれました。
  その結果
 白番半目勝!
 なんと際どい、それにボタンを間違えたり、心を入れ替えてもこの程度です。
 ともかく長いオリンピック期間中のネット碁は1勝1敗でした。