なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

内側から出てくる気持ちの力

2008-08-21 18:23:55 | Weblog
 今日は朝から忙しかった。
 私の出勤時間は規定では9時ですが、だいぶ余裕を持って到着します。
 何も早く出てサービス早出仕事を心掛るような殊勝な気持ちではなく、朝仕事場に着いたらまずはお茶を一服して、頭の中で一日の大雑把なスケジュールを考える時間です。
 ですからこれは囲碁で言えば、対局室に入ったらまず碁盤をきれいにぬぐって、お茶を一服する・・・あの心境でしょう。
 囲碁はザルですが、仕事は一応プロと言うことなのでムリヤリ並列的な例えです。
 たまにはそういう手順を踏んでいられなくて、いきなり仕事に突入することもあります。
 マア今日はそういう仕事が待ち構えていてくれました。
 作業量そのものは1日仕事でもないのだけれど、片付けてしまわないとなんとなく落ち着かないみたいな仕事・・・「情報公開」「大量請求」が待っていた。
 知る権利とか公開する義務とか、いろんな意見はあるが多少微妙な感じもぬぐいきれないところがある。
 公開で入手した情報を使って商売していると思うのですが、それは所謂市民の生活を守るためとは言えない・・・形は確かに情報公開なんだけれど。
 それに費用はコピー代1枚10円ですから、仮に100枚の書類をコピーしても1000円です。
 コピー紙は10円で買えますが、書類を選んで過不足無く用意し、公開できない個人名などを隠してコピーを作る手間は一切考慮されない。
 つまりジイサマのした働きはまさにタダ働き・・・馬鹿馬鹿しいような・義務として当然みたいな・・・
 それで半日潰して
 マア実利0円の仕事で、終わっても満足感は無いもののヤレヤレの安堵感
  
 ふと今日こそは一局打とうと思いました。
 今日は事務所上げての行事みたいなものがあり、職員の半数以上が出かけている
 こういう日に限って歓迎できない人が来るのです・・・もっとも蒸し暑いので、私が出かければきっとバテたでしょう。
 ああいう人を「ブーマー」と言うのか「クレーマー」と言うのか?
 多分どちらも当てはまらないとは思う・・・つまり言っている事はマアまとも。
 但し、方法はクレーマーと変わらない、と言うか「パワーハラスメント」に近い
 要するに善良な市民として正しい主張をし、こちらの対応の拙さを指摘し「大声で怒鳴る」。
 自分は県知事も顔を知っていて、副知事も要所の部長も知り合いだと・・・
 「自慢じゃないが」というところが全く可笑しい。
 もう私は自分を抑えるのに必死です。
 「世の中を直そうと思ったらまづご自分の性格から始めたら」と口に・・・出せたら気持ち良いだろう・・・その瞬間前も後ろも敵だらけになるでしょうが・・・
 今は出来なくても、いつか仕事を離れたらきっとこれを言おうと心に誓いました。

 さて久し振りといえば、最近また碁を打っていません。
 私は平均1日1局くらいですから10日あまりで局というのは珍しい
 要するにオリンピック期間中、1戦1敗。
 この期間中は碁の中身はともかく・・・ザルは直りませんが碁キチを返上ぎみ
 では何故オリンピック期間中は打たないのか・・・打てないのか?
  他人事みたいだけれど、考えてみると
 オリンピック放送を見ていると、当然物理的に時間が減ります。
 それもあるけれど「TV中継」が終わったら「ハイ次!」みたいに対局開始とは行かないのです。
 相手はともかく自分が出来ない
 部屋に戻ってパソコンを立ち上げて、ネット碁に接続して・・・でも頭の中のオリンピックモードを一旦追い出して囲碁モードに切り替えなくてはいけない。
 一つのことが終わったら一旦クールダウンしてから、徐々にアップしていくみたいに、この切り替えと気持ちのアップが無いと打てないみたいです。
 われながらザルの割には厄介なことを言っています。
 でも、帰宅して即ネット対局が出来ないみたいな・・・帰宅途中でコミュニティに寄っても、到着即対局はしたくないような・・・

 若い頃には会社の帰りに碁会所で打って、10時閉店後は隣の雀荘で麻雀というパターンがありました。
 これはこの順番だから出来たんでしょう。
 仮に逆は無理でしょうね。
  当時は徹夜で麻雀をしてそのまま出勤、また夕方から碁会所というパターンを繰り返した。
 出鱈目な、無茶苦茶な・・・今でもそういう事をさせてくれて文句を言われなかった女房殿や娘や息子には頭が上がらない。
 マアそういうことで、今は多少まともに戻ったのでしょう・・・いや年をとって無理がきかなくなっただけかも。
 ともかく、今はバッテリー・電池ではないけれど、充電されないと打てないみたいです・・・もっとも勝敗・内容はまた別です。