はーい、げんきです。

遠くにいる友達に私的トピックスの紹介。話題はその時その時いろいろ。

9月13日の水海道とか

2015-09-13 22:17:25 | daily
 雨が止んで、台風が行って、晴れた週末。
 急遽、行き先を変更して、水害に遭った常総市へ行って参りました。

 ちょっと補足。
 常総市は2006年に、水海道市と結城郡石下町が合併してできた市です。
 古い県民には全く馴染みがなく、そもそも、水海道と石下は全然違うわけですから、旧名称の方がピンときます。
 先日、鬼怒川の堤防が決壊したのは、上流にある石下町。
 市役所が水没して孤立してしまったのは、水海道です。

 で、本日は守谷駅で仲間と合流して、水海道の方へ行きました。
 水海道地区のボランティアはまだ公募されていませんが、先発隊が市の担当の方と事前に調整してくれていたのでした。
 素敵な行動力。
 守谷駅前では。
 
 関東鉄道常総線の代行バスが。
 ただいま全線不通の常総線は、明日から下館-下妻間が運転再開ですが、下妻-取手間はもうしばらくかかるようです。

 守谷から水海道へは国道294号線で15分程なのですが、未だに水海道の市街地付近は通行止めになっているので迂回します。
 地元民の案内が頼りです。
 守谷から一度西へ向かって鬼怒川を渡り、北上して。
 今日は水が引いていますが、きっとここも水浸しだったに違いありません。
 
 国道345号線に出て、東に進路を取り再び鬼怒川を渡ります。
 
 擦れ違った北茨城市の給水車。
 そしてようやく市街地へ。
 
 水が引いたばかりなので、まだ街中が土色です。
 電気はまだ一部普通。 
 もちろん断水中。
 常総市役所本庁舎へ到着。
 
 旧水海道市役所ですが、先の震災で破損して、昨年、新築されたばかりだそうです。
 
 ボランティアの受付は二階だそうなので、上がります。
 
 近代的な建物。
 
 2階に物資がありました。
 仕分けがまだ十分ではないとの事。
 
 受付はこちらでした。
 話が済んでいるので、あっという間に活動場所を割り当ててくれました。
 市役所近くの個人宅の、荷物の運び出しです。
 
 活動中の写真はありません。
 相変わらず。
 この辺りは、鬼怒川ではなく、支流の八間堀川が溢れたのだそうです。
 一階で腰の辺りまで水に浸かった、とのことなので、外に出たら、首まで浸かりますね。
 なので、一階の荷物は全て外へ。
 水を吸って重重です。
 
 不要になった物は、家の前の歩道へ。
 後日、回収されます。
 荷物を出していたら。
 
 排水ポンプ車が5台、行きました。がんばれー!  
 お手伝いMAXの時。
 
 私達の他、地元の高校生、体育会系の青年、TVに写りたいだけと思われる女子大生(NHKの取材と共に現れ、去って行った・・・)などなど・・・。
 今日は、荷物運びだし初日、という事もあり、人海戦術的なところがありました。
 全てが水を吸って重くなっているので、腰の悪い方は要注意です。
 今回、役に立ったものは、バール(タンスの引き出しが開きません)、バケツ、ぞうきん、たわし、水、軍手、タオル、懐中電灯などでした。
 これも日が経つとまた違ってくるだろうね。

 市役所では、必要な物資をいろいろ配給してくれているので、時々出かけました。
 トイレもこちらの仮設トイレを借用。
 
 途中落ちているところを拾い上げたアロンダイトさん。
 水海道を見守って。
 
 給水車もこちらでスタンバイ。
 庁舎前には、依然たくさんの車が。
 
 大半が、避難してきた人が乗った車で、水没して動けなくなっているのだそうです。
 全部移動するには、もう少し時間が。
 災害対策本部もここにあり、緊急車輌や自衛隊も常駐しているので、ここでの炊き出しなどはできない状態だそうです。

 借りた資材を返しに行って。
 
 パンやおにぎりなどの食料もこちらでもらえます。
 基本的に住民の皆さん用ですが、配達する術が無く、取りに来てもらうしかないのが、余っても捨てるだけなので、どんどん持って行って下さいとの事。
 水が引いて、避難していた人達が自宅に戻ったり、知人宅に移ったりで、残ってしまう事があるそうです。 
 明日から、ボランティアセンターが開設されるらしいので、その辺の状況は良くなっていくと思われます。

 では、鬼怒川を越えて、帰ります。
 
 このあと、きぬの湯さんで一服。
 被災した住民の皆さんには無料券が配布されているそうなので、そこそこ賑わっていました。
 が、一汗流したい方にはオススメです。
 では皆さま、お疲れさまでした。 
コメント
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