天皇の出処進退

天皇の出処進退

歴代の天皇には生前退位をした天皇がかなりいるようだ。
自分のことを自分で決められたと言うことだ。
心身に異常があったわけでは無い。
その時の事情によるものだ。
今上天皇にはご自分の意思で進退が決められない。
だから今回のお言葉で意思を表明されたんだと思う。
失礼を顧みず申し上げれば、認知症になってもおかしくない年齢だ。
近所に陛下と同じ歳で認知症の人がいる。
社会生活が出来ない、ご家族は大変だ。
陛下は象徴天皇としての職務が果たせなくなる前に、
退位したいというお気持ちだと思った。
江戸時代には隠居という制度が社会を円滑にしていたように思う。
息子が５０歳になって家督を継げないのはある意味異常だ。
俗っぽく言えば隠居したいと言うことだと思う。
後継者がいることは羨ましい。
心配なことはどこかの政党が昔のように天皇制の廃止を言い出すことだ。
それこそ憲法を改正しなければならない。
 象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば：象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば（ビデオ）（平成28年8月8日）(宮内庁公式サイト)
 天皇陛下お気持ち：与野党から「生前退位、国民的議論を(毎日新聞)
 【天皇陛下「お気持ち」】共産党志位和夫委員長記者会見全文「憲法は生前退位を禁じていない」（1-6ページ）(産経ニュース)