『共産党志位委員長は20日の記者会見で、病院で検査を受けた安倍晋三首相の体調への受け止めについて問われ、「総理ご自身が体調の管理のための検査だと説明されており、そういうことだと受け止めています。私は、それ以上の詮索はすべきではないと思っています」と述べました。』
管理人は、家族の怪我で慶応大学付属病院と国立国際医療研究センター、そして自身の大腸がん手術の時に東京女子医大付属病院で「インフォムド・コンセント」を体験しています。慶応病院が、患者に対する説明は二人のドクターが(もう一人の若いドクターがメモをとる)白板を使って、怪我の状況と合併症の危険度などを分かり易く丁寧にしてくれました。
安倍首相は、6月に一回、8月に二回目が7時間、三回目が3時間の検査でしたが、「体調の管理のための検査」ならば、その検査結果は家族である昭恵夫人が同席して、担当ドクターから聞くべきだと考えます。秘書官と言えどもドクターには守秘義務がありますので検査結果は知らせることは不可です。第一次内閣総理大臣を辞したのは「難病」だったからです。国会審議中も度々トイレに行くのも「難病」だからと明らかにされています。与謝野馨氏は、喉頭がんを公表して公務に就いていました。一国の総理大臣の「体調」は、そんじょそこらの我々民間人とは比較にならない位の重大な事柄であることは明らかでしょう。総理大臣の「体調の公表」は、「詮索する問題」とは違うと考えます。
慶応大学付属病院正門(JR信濃町駅前から)2018年4月に撮影しましたので、二人しかマスクをしていません。
(了)