あきまさブログ

日々平安なれ

棒ノ折山(ぼうのおれやま)に行きました

2011-12-21 | 日記
天気予報では木曜には雨が降りそうだから出かけるなら今日。
過日、蕨山に行ったとき山頂で一緒になった人から「あそこに見える棒の折山は山頂が広くてなかなか良いですよ」と教えてもらったのです。
ただ、「沢を渡るとこが心配で・・・」と言ったら「今の季節なら靴をぬらすこともないですよ」とのことでしたから、今日の計画としました。
ガイドブックでは5時間10分ですから朝一の出発です。
大泉学園6時48分発、飯能7時29分着、名郷行きバス7時38分発、河又名栗湖入り口着。

地図です。
この山は東京都と埼玉県の県境となっている尾根上にある山。

右上のバス停から左に行って、有間ダム、それから沢沿いに上がって行きます。
いつも登山口までが不安。
山に取り付けば登山道を行くんですが、里で道を辿るのが意外と難しい。

慎重に行って有間ダム。

ここでバードウォッチングしている四十年配の人と「おはよう」。
何がいますか?
やませみなんです。
今はおしどりがいますが見ますか?
双眼鏡を貸してもらいましたら見えます見えました。
私のカメラ10倍でも見えません。
何倍ですか?
40倍です。
さすが。
バズーカみたいなカメラはもっと大きな倍率みたい。
話していると面白そうだけれど、先を急ぐ身だから、行きます。
ちょっと行ったら白谷沢登山口。9時7分。

すぐの道はこんなん。

ここは奥多摩でもあり奥武蔵でもあると言うのでしょうか。
やはり高川山とか九鬼山とはちょっと道の味わいが違います。

沢沿いに行きます。

沢を石を伝って渡ります。

良いですねえ。

どっちかと思ったら向こうに看板が見えますから、あっち。

これがゴルジュだ。

左右から岩が出っ張っています。
これは後ろを振り返ってみたところ。

ゴルジュですねえ、フランス語で「のど」の意味です。
左に上がっていきます。

いやー、ここも味があります。

右の方に上がって行く鎖が見えますか?

こういうふうです。

振り返ると。

こんなん。

沢沿いに右の道です。

いやー、段々沢がちょろちょろになっていきます。

そして林道をまたぎ越すと東屋がありました。
そこに落ちていた氷柱。
30cmは優にありました。

ここから上がるのが木段、厳しい、しかも急になっていく。

岩茸石に到着。
大きな岩で高水三山の岩茸石山とは別もの。

ここからの道もこんなんや、木段もある嫌らしい道。

ここがゴンジリ峠、漢字で書くと権次入峠。

山頂には、またまた木段。

雪が残っていました。

山頂、969m。

時刻は11時1分だからコースタイムより少し速い程度。
景色が良い。
晴れてたらもっと遠くの山も見えたでしょう。

手前が蕨山、向こうの右が武川岳、向こうの正面が武甲山、左が大持山。
30分ほどでおにぎりを食して写真を撮って撤収、11時27分。
黒山。

ここからは下りが駆け下りるのに丁度良い加減の坂でしたから駆けられるところは走ってしまいました。
良い道。

なんだか箱根みたい。

鹿よけのネットが無粋。
下り。

小沢峠(こさわとうげ)。

そして小沢バス停13時35分。


5分前に出たばかりで30分待ち。
ガイドブックですと山頂から2時間25分が2時間8分。
気分よく帰りました。
いけません、競争じゃないんだから!