カードリッジのセルフ修理の成功に自己満足したわたしは、いろいろのレコードを再生しては悦に入っていたのだが、その中でも新鮮な感動を得たのが、メータ&ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート2015(3LP)である。
つい先日のライヴが、CDやDVDならいざ知らず、こんなにも短期間にLP化されるというのは驚異だ。関係者の努力に頭が下がる。そして、演奏にも音にも満足した。
アナログは、どうしても昔の名盤の再生が中心となるが、かつては毎月の新譜にワクワク、ドキドキした時代があったわけで、こういう「いま生まれた」レコードを聴く歓びは格別だ。
ついでに、2014年のバレンボイムも聴いたが、わたしにはメータが好みかな。2013年のヴェルザー=メスト盤も持っていたのだが、心に響くところ少なく処分してしまった。後から感想が変わることもままあるので、早まったか?