今週は、火曜日にVeritus Choir Osaka、水曜日に長岡混声合唱団(いずれもドイツ・レクイエム稽古)、そして、本日、木曜日に大フィル合唱団ということで、伊丹~新潟空港を往復することに。
伊丹空港が近付くたびに、「大阪は水の都」であることを思いを馳せますが、今日の大阪の街も夕陽に映えて素敵でした。
さて、今宵は、円光寺雅彦先生をお迎えしてのニューイヤーコンサートのマエストロ稽古。
恒例のエルガー「威風堂々」のほか、今回はレハール、ヨハン・シュトラウス、カールマンらのオペレッタからの名曲など、ふだん大フィル合唱団に縁の薄い作品をレッスンするのは、実に愉しいもの。
縁が薄いといえば、ビゼー「カルメン」からの「闘牛士の歌」。フランス語のテキストを扱うのは、大フィル合唱団のみならず、ぼく個人にとっても機会が少ないのですが、その難しい発音に取り組むことで、ドイツ語や日本語の発音にも役立つ知識を得ることの出来たのは大きな歓びでありました。
さてさて、マエストロのレッスンによって、大フィル合唱団にどんな化学変化が起きるのか、楽しみにしておきましょう。
大阪フィルハーモニー交響楽団
《名曲シリーズ》第88回新春名曲コンサート
2019年1月12日(土)
15:00開演(14:00開場)
フェスティバルホール
<出演>
指揮:円光寺雅彦
独唱:澤畑恵美(ソプラノ)
三井清夏(ソプラノ)
宮本益光(バリトン)
共演:糸井千加子、鈴木絢香(ダンサー)
振付:成平有子
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団(合唱指導:福島章恭)
<曲目>
ビゼー/歌劇「カルメン」前奏曲
ビゼー/歌劇「カルメン」より “闘牛士の歌”
プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より “私の愛しいお父様”
グノー/歌劇「ファウスト」より “宝石の歌”
ヴェルディ/歌劇「ナブッコ」より “行け、わが思いよ、金色の翼に乗って”
チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
J.シュトラウスⅡ世/喜歌劇「こうもり」序曲
J.シュトラウスⅡ世/喜歌劇「こうもり」より “侯爵様、あなたのようなお方は”
J.シュトラウスⅡ世/喜歌劇「こうもり」より “チャールダーシュ”
J.シュトラウスⅡ世/喜歌劇「こうもり」より “ドゥイドゥー”
J.シュトラウスⅡ世/トリッチ・トラッチ・ポルカ 作品214
レハール/喜歌劇「メリー・ウィドウ」より “カンカン”
レハール/喜歌劇「メリー・ウィドウ」より “とざした唇に”
カールマン/喜歌劇「チャールダーシュの女王」より “ヨイ・ママン”
エルガー/行進曲「威風堂々」第1番
<料金>(全席指定・税込)
A席:6,000円(5,400円)
B席:3,000円(2,700円)
BOX席:7,000円(6,300円)