日付が変わったので、昨日と本日、大フィル定期は、尾高先生とのマーラー9番。
これは、聴きたかった! さぞかし、凄まじい演奏となった(なる)ことでしょう。
「9番」は、マーラーの作品中もっとも好きな作品で、レコードではバルビローリ&ベルリン・フィルを何度聴いたか分からないほど。
かつて朝比奈先生&東京交響楽団の稀少なる演奏会を生で聴いたのも懐かしい。
この名曲を、今の尾高先生と大フィルによって確かめたかったのですが、
この週末は、ヴェリタス・クワイヤー東京、混声合唱団ヴォイス、女声合唱団KIBIのレッスンを外すことはできず、遠くより応援するに留めました。
今シーズンは、尾高先生のとって、これまで大フィルに蒔いてきた種を発芽させ、花開かせるシーズンだと思われます。
ご病気の治療による小休止はやむを得ないとして、それも、今後のより末永いご活躍には必要なことだったのかも知れません。
尾高先生と大フィル合唱団は、音楽監督ご就任直前、ミュージックアドバイザー時代の「第九」での共演以来、相思相愛の仲となりました。
コンチェルトと組み合わせるのが常道であるブラームス・チクルスにて、オーケストラ付合唱曲と組み合わせるという魅惑の企画が実現されるのも、その良好な関係の証であります。
まずは、病気療養前の第1回にて、マエストロに勇気を与えるようなパフォーマンスとなるよう大フィル合唱団ともどもしっかり準備をしていきたいと思います。
(写真は、大フィル公式Twitterより拝借)