大フィル「第9シンフォニーの夕べ」初日が終わりました。尾高先生とは三年連続の年の瀬の「第九」となりますが、1年1年、新しく、深みを増してゆくマエストロの凄みを感じさせて頂きました。ご一緒できたことを幸せに思います。
お客様の熱い反応が、演奏の素晴らしさを物語っていましたね。実際、客席で聴きながら、何度か鳥肌の立つ瞬間があったほど。
本年は、ブラームス・チクルスという4つのコンサート(埋葬の歌、運命の歌、哀悼の歌、アルト・ラプソディ、運命の女神たちの歌)を経て、コーラスとマエストロの結びつきも一層強いものになったように思います。ひとりの作曲家に、同じマエストロとともにジックリ向き合うことの大事さを実感しています。
お客様の熱い反応が、演奏の素晴らしさを物語っていましたね。実際、客席で聴きながら、何度か鳥肌の立つ瞬間があったほど。
本年は、ブラームス・チクルスという4つのコンサート(埋葬の歌、運命の歌、哀悼の歌、アルト・ラプソディ、運命の女神たちの歌)を経て、コーラスとマエストロの結びつきも一層強いものになったように思います。ひとりの作曲家に、同じマエストロとともにジックリ向き合うことの大事さを実感しています。
12月30日の歌い納めの「第九」は、文字通り2019年の集大成となることでしょう。そして、来るべき「ミサ・ソレムニス」への序章とも言えるのです。
さらには、森谷真理(ソプラノ)さん、清水華澄(アルト)さん、福井 敬(テノール)さん、甲斐栄次郎(バリトン)さん、という豪華ソリスト陣。声の饗宴とアンサンブルの妙! これを聴き逃す手はありません。
2019年は心豊かな音楽で締めくくりましょう。当日券もあり!
皆様には、大掃除や年賀状書きを少し早めに切り上げ、観たいテレビ番組は録画予約をセットし、是非ともフェスティバルホールへお運びください!
第9シンフォニーの夕べ
2019年12月30日(月)
午後7時開演
※開演時間が前日(29日)と異なります。ご注意ください。
フェスティバルホール
<出演>
指揮:尾高忠明
独唱:森谷真理(ソプラノ)
清水華澄(アルト)
福井 敬(テノール)
甲斐栄次郎(バリトン)
合唱:大阪フィルハーモニー合唱団(合唱指導:福島章恭)
<曲目>
ベートーヴェン/交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」作品125