福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

ニューイヤーコンサート 大成功に終わりました 2020/01/06

2020-01-06 00:11:19 | コンサート
福島章恭コンサートシリーズvol.1 ウィーンの花束2020 シリウスにご参集の沢山のお客様の前にて無事終了しました。


まずは、新春のお忙しい時期にご来場くださった聴衆の皆様、そして、運営を影で支えてくださったやまと国際オペラ協会さん、ゲイツオンさんに感謝を致します。

限られた練習時間の中で、難しい課題に集中して取り組んでくださった、相原千興さん率いる東京フォルトゥーナ弦楽合奏団の皆さんも素晴らしかったです。5月2日(土)ベートーヴェン記念演奏会での「7番」「ミサ曲ハ長調」での彼らとの再会が俄然楽しみになりました。


それにしても、チャイコフスキーの「弦楽セレナード」は名曲ですね。実は大フィルとの「海道東征」が終わってから、「弦楽セレナード」のことばかり考えていましたが、今日の出来映えには現時点では納得しています。もちろん、ここで満足してしまっては向上も止まります。ただ、今の自分の力として納得できる、とは言えるのです。


後半のヨーゼフ&ヨハン・シュトラウスⅡとコムツァークのステージでは、管や打楽器のないハンディキャップを楽員一同の集中力によって、乗り越えてゆけたのでは? と思います。個人的には、「南国の薔薇」「バーデン娘」の2曲が実に楽しかった。帰宅して録画を観ましたが、やはり愉しい演奏でした。いつかは、オリジナルのフルオーケストラにて再演したいものです。



さて、次の本番は、2月29日(土)、やまと芸術文化ホールに於けるモツレク&ドン・ジョヴァンニ抜粋となります。どちらか片方だけでも演奏会の組める重量級のプログラム。かなりの重労働となりそうですが、頑張ります!